
本稿では、「予測不能」「想定外」の結末にSNSでハマる人が続出中のショートホラー漫画をX(旧Twitter)で公開している、誰でもない(@daredemonaidare)さんにインタビューを実施。漫画を投稿するようになったきっかけや、創作活動の“閃き”について聞いた。
■3.5万いいねを集めた人気作の裏側



本作「浮遊霊と彼氏」は、最後まで結末が読めない展開でSNSでも大きな反響を集めたショートホラー漫画だ。作者の誰でもないさんに、その独特な世界観はどのように生まれているのか、漫画制作への思いや創作の裏側について話を聞いた。
誰でもないさんがSNSへ漫画を投稿し始めたきっかけは、知り合いの漫画家が4ページ漫画を投稿した翌日に、フォロワーが1000人から約5万人まで急増した姿を目の当たりにしたことだったという。「自分も『描くしかない!』と思った」と振り返る一方、最初に投稿したパロディ4コマや、4ページ漫画『夏の探し物』は思うような反響が得られなかったそう。それでも描くことを続け、「怖さを含んだ作品」を軸に、自分らしい作風を築いてきた。
代表作の1つ『竹石学とギャル軍団』は3.5万いいねを獲得。「不幸な展開になると思わせて、実は違ったという流れが支持されたのでは」と分析し、「“オタクに優しいギャル”っていて欲しいですよね」と笑顔を見せる。また、意外性のあるストーリーについては、「思いついたら描いているだけなので、あまり苦労はない」と語る一方、「生活リズムが崩れると何もできなくなってしまう体質なので、生活リズムの維持には苦労しています」と創作を支える日常の大切さも明かした。
フォロワーが大きく増えた転機は『お留守番』で、「そこから作品を見てもらえる機会が増えました」と話す誰でもないさん。恐怖と意外性が絶妙に絡み合う誰でもないさんの作品を、ぜひ読んで欲しい。
取材協力:誰でもない(@daredemonaidare)
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