かなさんは、小学5年生のさくらちゃんのお母さん。さくらちゃんを見送り、庭の花に水をあげてから出勤するのが毎朝のルーティンです。ところがある朝、いつものように水やりをしようと庭へ出ると、ようやく咲いたチューリップの花が何者かによって千切られていることに気付きます。誰が何の目的で千切ったのかは分かりませんが、チューリップを大切に育てていたさくらちゃんのためにも、かなさんは絶対に犯人を見つけると誓いました。そうと決まれば早速容疑者探しスタート。チューリップは前日の夕方までは無事だったため、犯行があったのはその後だと考えたかなさん。同僚に「近所の子どもが千切ったんじゃない?」と言われたことを思い出したかなさんは、さくらちゃんの友達大地くんを思い浮かべました。なぜなら、大地くんは千切られたチューリップを見るなり、無言で顔を逸らしたからです。さくらちゃんの友達を疑いたくはありませんが、その反応がどうしても気になってしまうのでした。2人目の候補としてあがってきたのは、ご近所の城坂さん。彼女はチューリップにやけに詳しくて、「花は摘み取って球根に栄養を回すと来年も咲くのよ」とアドバイスをしてくれますが、今のかなさんにはそれも疑わしい要素。犯人と思われる人物を絞ってはみたものの、証拠もないので捕まえることもできず、時間だけが過ぎていきます。そんなある日のこと、なんと残っていたチューリップの花が切り取られてしまったのです。その晩かなさんは怒りながらチューリップがまた無くなったことと、防犯カメラを付ける案をさくらさんへへ提案しました。するとさくらんはまさかの否定をします。さらに「犯人を見つけなくていい」とまで言い出してしまいました。
もしかしたら、娘が犯人かもしれない

その晩私は怒りながらチューリップがまた無くなったことをさくらへ報告します。うちのチューリップを狙っているのも許せないし、なにかあったら怖いので、防犯カメラをつけようと思うことを言いました。するとさくらがまさかの「ダメ!」と否定します。びっくりした私は花泥棒を捕まえたくないのかを聞くと「犯人を見つけなくていい」とまで言い出してしまいました。あんなに張り切っていたのに、どうして?
翌朝。「おはようございます・・・。」ローテンションの私に山本さんが「おはよう・・・え、どうしたの?」と心配そうに声をかけてくれました。

私は項垂れながら「ちょっと考え事してて・・・。チューリップのことなんですけど・・・。」と言えば「あら、犯人分かった?」と聞き返してきます。

興味津々の山本さんに「いやそれが!全然手掛かりなくて・・・防犯カメラ付けようかなって娘に言ったんだけど・・・。」という言葉に「お、それいいね。」と合いの手を入れてくれます。ですが「娘が反対して。」と憂鬱の原因を告げました。

「そこまでしなくていいって・・・。でもなんか違和感があって・・・あんなに犯人捕まえたいって言ってたのに、明らかに何か、隠してるような・・・。」濁した言葉に山本さんは「あらー・・・。」と呟きます。実は娘が犯人かも、とはさすが言い辛い・・・。

しかし山本さんに「もしかしてさくらちゃんがやったんじゃないかって?」と言われてしまいました。「はっきり言わないでください!でもそう・・・。そうじゃないと思いたんだけど・・・そうじゃないといいなぁ・・・。」どんどん語尾が弱くなっていく私。本当に娘が犯人だったらダメージが大きすぎます。
予想外のさくらさんの言葉に、かなさんのダメージも大きいようです。これまで同じ意気込みのつもりでいたさくらさんが急に意見を変えたら、不安になりますよね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
監修・校正:ママ広場編集部 編集:石野スズ
脚本・作画:めめ

