
息子の誕生をきっかけに育児漫画を描き始めた西野みやこ(@miyakokko61)さん。2023年1月に公開した「親知らず根絶やしレポ漫画」は、親知らず4本の抜歯体験を描いた実録漫画として話題を集めた。作品を描いた理由や、抜歯中に感じた恐怖について話を聞いた。
■行き場のない思いを漫画に



本作は、すべて西野さん自身の体験を描いたノンフィクションだという。「元々は描くつもりはありませんでした」と振り返るが、2本目と3本目を抜歯した時期が年末年始と重なり、おいしいものも食べられず、お酒も飲めない日々が続いた。
「痛みと頬の腫れにひたすら耐える生活」で我慢が重なり、「この行き場のない感情を何かにぶつけようと思い、漫画にしてみようと思い立ちました」と制作のきっかけを明かした。
■最も怖かったのは抜ける瞬間
クリニックや大学病院での治療を経験する中でも、一番印象に残っているのは抜歯の最後だったという。「最後に親知らずが抜ける時に、ミシミシという音が頭蓋骨を伝わって響くのが何より怖かったです」と振り返る。また、施術中はSNSでおすすめされた曲を集めたプレイリストを流し、「ドリルを使う時以外は曲を楽しむことができました。特に治療中は何もできないので、気を逸らすのに丁度よかったです」と話した。
■これから抜歯する人へ
これから親知らずを抜く人へ向けては、「親知らずの状態にもよるとは思いますが、抜歯は治療というより修理だと思って望む方がよいと思います」とアドバイス。今後については、「高校生まで住んでいた限界集落のエピソードや、独身時代に友達作りに明け暮れていた時のエピソードを描いていきたいです」と展望を語った。
親知らずは大人になってから抜歯する人も多い。歯科治療は気が重くなりがちだが、本作はそんな不安や恐怖をリアルに描いた実録漫画となっている。西野さんはXやInstagramでもさまざまな作品を発信しており、今後の活動にも注目したい。
■取材協力:西野みや子(@miyakokko61)
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