当時、大学生だった僕は、恋愛経験がまったくありませんでした。そんなある日、同じゼミの愛想がよく親しみやすい雰囲気の女性と、飲み会で隣の席になったのです。その場のノリで、彼女がデザートを「あーん」と食べさせてくれたのですが……。
「あーん」を好意だと勘違いして…
恋愛経験がゼロだった僕は、その行動を「もしかして俺に気があるのでは」と勘違いしてしまいました。
それ以来、ゼミの飲み会が開かれるたびに、僕は調子に乗って「またあーんしてよ」と頼むように。彼女は次第に困った表情を見せ、僕と距離を置くようになりました。
そこで察することができればよかったのですが……。当時の僕は「照れているだけかもしれない」と、自分に都合よく受け取ってしまったのです。ゼミ以外での交流が一切なく、彼女と2人きりで遊びに行ったことすらないにもかかわらず、僕は告白を決意しました。
しかし、共通の友人に彼女のことを聞いてみると、別の大学に通う彼氏がいると判明。そこで初めて、彼女の行動に特別な意味はなく、僕の思い込みだったことに気づいたのです。結局、告白することなく、僕の片思いは終わりを迎えました。
この経験から、女性の愛想の良さや親しげな振る舞いを、自分への好意だと都合よく受け取ってはいけないという、手痛い教訓を学びました。
また、相手が困っているサインを見逃し、自分の気持ちを優先してしまったのも、配慮に欠けた行動だったと反省しています。それ以来、相手の表情や反応をきちんと受け止め、自分の思い込みだけで行動しないよう心がけています。
著者:佐藤広輔/30代男性・理系学部に所属していた当時は、研究室とバイトの往復ばかりで、恋愛経験がまったくない冴えない日々を過ごしていました。
イラスト:にしこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年6月)
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