日曜劇場「VIVANT」第12話 国内に潜む「最大の裏切り者」とは一体誰……? 12話に伏線がありました。 #VIVANT #堺雅人 #阿部寛 #二階堂ふみ #二宮和也 #松坂桃李 #6969b|6969b~ろくろっ首~

日曜劇場「VIVANT」第12話 国内に潜む「最大の裏切り者」とは一体誰……? 12話に伏線がありました。 #VIVANT #堺雅人 #阿部寛 #二階堂ふみ #二宮和也 #松坂桃李 #6969b|6969b~ろくろっ首~

世界を巡るほど、真実は遠ざかっていく。

 

第12話は、『VIVANT』という作品が持つ壮大なスケールと、先の読めない物語の魅力を改めて感じさせる回だった。

 

舞台はキプロスからタイへ。

 

国境を越えながら物語は一気に世界規模へと広がり、日本のドラマという枠を忘れてしまうほどのスケールで展開していく。

 

しかし、第12話で広がったのは世界だけではない。

 

テントモニターの新庄(竜星涼)を追い、その先で新キャラクター「チョッキー」の存在に辿り着く。確かに敵へ一歩ずつ近づいているはずなのに、その輪郭は一向に見えてこない。

 

むしろ新たな人物が現れるたびに「黒幕はまだ先にいる」と感じさせられる様相だ。

 

本当に真実へ近づいているのか……。それとも、敵の描いたシナリオの上を歩かされているだけなのか。

 

その不気味さが、第12話をより緊張感のあるものにしていた。

 

思えば、この感覚は第1シーズンから変わらない。

 

山本(迫田孝也)がテントモニターだと判明した時、多くの視聴者は「ついにテントの核心へ近づいた」と感じた。

 

しかし、それは巨大な組織へ続く入口に過ぎなかった。

 

第12話でも、新庄、そしてチョッキーが同じ役割をさらにスケールアップして担っているように感じる。

 

重要人物へ辿り着いたと思った瞬間、その先にはさらに大きな存在が待ち受けている。

 

一つの謎が明らかになるたびに、新たな謎が姿を現す。

 

その積み重ねが、『VIVANT』という物語をより奥深いものにしているように感じた。

 

答えを一つ示して終わるのではなく、その答えを次の謎への入口に変えていく。

 

そんな物語の積み重ねが『VIVANT』という作品ならではの“先の読めなさ”を生み出しているのかもしれない。

 

そして、もう一つ印象的だったのが、海や水辺の描写だ。

 

これまでの『VIVANT』では砂漠や都市など乾いた景色が印象的だっただけに、第12話で繰り返し映し出された海や水辺の風景は強く記憶に残っている。

 

世界へと広がっていく物語の壮大さを感じさせる一方で、水面のように「揺らぎ続ける真実」を映し出しているかのようにも見え、第12話ならではの空気感をより印象深いものにしていたと私は考える。

 

そして、次回予告で示された「裏切り者」の存在。

 

敵はどこにいるのか。誰を信じればいいのか。

 

思えば、これこそ『VIVANT』という作品のお家芸なのかもしれない。

 

味方だと思っていた人物が敵かもしれない。敵だと思っていた人物が味方かもしれない。

 

その疑心暗鬼が物語をさらに面白くし、視聴者の考察を何倍にも膨らませていく。

 

第12話は、まだ物語の通過点に過ぎない。

 

それでも、その一歩一歩が確実に新たな謎へと繋がっていく。

 

この疑心暗鬼は、きっと来週も終わらないだろう……。

 

いや、最終話を迎えるその日まで終わらないのが、『VIVANT』なのだ。

 

「裏切り者」は東条なのか? 怪しすぎる男を徹底考察!

『最大の裏切り者』

次回予告に映し出されたこの言葉だけで、白飯が何杯進むだろうか……。

 

現時点で私が最も疑っている人物、それが警視庁サイバー犯罪対策課に所属するホワイトハッカー・東条翔太(濱田岳)である。

もちろん、これまで仲間として活躍してきた東条が敵だとは、できれば考えたくない。

 

しかし『VIVANT』において「信じたい」という感情ほど、考察の邪魔になるものはない。

 

まず気になったのが、東条がベキ(役所広司)のことを「ベキ様」と呼んだことである。

 

東条らしい茶目っ気だった可能性も十分ある。

 

しかし、ベキと直接的な接点がないはずの東条が、あえて「様」を付けて呼んだことにはどこか引っ掛かるものがあった。

 

ベキという人物を深く理解し、その思想に共感しているからこその呼び方だったとしたらどうだろうか。

 

そう考えると、東条がテントモニター、あるいはテントと何らかの接点を持つ人物だった可能性も浮かび上がってくる。

 

さらに気になるのが、東条の部屋に置かれていた「タイガーマスク」である。

 

第1シーズンではウルトラマングッズが印象的だった東条の部屋。しかし、第2シーズンではタイガーマスクのポスターやフィギュアが目立っていた。

 

タイガーマスクの主人公・伊達直人は、自らの正体を隠しながら孤児院を支援していた人物である。その姿は、孤児たちを救うためにテントを築き上げたベキと重なる部分が少なくない。

 

あえてウルトラマンではなくタイガーマスクへと変化したことにも、何らかの意味が込められているのではないだろうか。東条がベキの思想に共鳴していることを暗示する演出だったとしても不思議ではない。

 

また、4か月前に公開されたティザー映像にも気になる伏線があった。

 

教室の日直欄をよく見ると、そこには「新庄と東条」の名前が並んでいた。

 

もちろん単なる遊び心という可能性もある。

 

しかし、細部にまで伏線を張り巡らせる『VIVANT』であれば、今後の展開を暗示する仕掛けだったと考えたくなる。

 

そして、一見すると何気ない描写でありながら、個人的に最も気になったのが「寝坊」である。

 

第12話では、東条が寝坊したことで一時的に姿を見せない時間があったのだ。

 

現実であれば珍しくもない出来事だ。しかし、わずかな違和感すら伏線へと変えてきた『VIVANT』だからこそ、登場人物の不在をわざわざ「寝坊」という理由で説明したことが妙に引っ掛かる。

 

あの時間、本当に東条は眠っていただけだったのだろうか……。

 

そして、もし東条が最大の裏切り者だったとしたら、何より期待してしまうのがブルーウォーカーこと太田梨歩(花岡すみれ)との対決である。

 

今や「困ったら太田梨歩」と言っても過言ではないほど、彼女は数々の危機を救ってきた。だからこそ、神と評されるブルーウォーカーに匹敵する実力を、東条もまた密かに隠し持っていた――

 

そんな展開が待っていたとしたら、胸が熱くなる。

 

力を隠し続けてきた東条と、ブルーウォーカー太田梨歩。

 

もし二人によるハッカー頂上決戦が実現するなら、それは『VIVANT』史に残る屈指の名シーンになるかもしれない。

 

だからこそ、東条という男から目が離せない。

 

第12話で散りばめられた違和感が伏線なのか、それとも巧妙なミスリードなのか。

 

その答えが明かされる瞬間を楽しみに待ちたい。

••┈┈┈┈•• ドラマ情報 ••┈┈┈┈••
TBSテレビ『VIVANT』( 毎週日曜夜9時~)
出演:堺雅人、阿部寛、二階堂ふみ、二宮和也、竜星涼、山中崇、富栄ドラム、濱田岳、小日向文世、松坂桃李
原作・演出・プロデュース:福澤克雄
演出:宮崎陽平、加藤亜季子
脚本:宮本勇人、李 正美、山本奈奈、土井笑生

著者:ペチ
イメージイラスト:サク

配信元: 幻冬舎plus

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