
中沢元紀が主演を務めるドラマイズム「幸せになりたいマサムネ君」(毎週火曜深夜1:26-1:56ほか、TBSほか)が現在放送中。このたび、ザテレビジョンでは、主演の中沢のほか、共演の秋田汐梨、齊藤なぎさにインタビューを実施。役柄への思いや互いの印象などを聞いた。
■“クズ男”が主人公の大人の恋愛群像劇
――ヨネマイの同名漫画を原作にした、ドラマイズム「幸せになりたいマサムネ君」は、人間のズルさと純粋さ、破壊寸前の日常を生々しく描く、大人の恋愛群像劇。本を書きながらアルバイト生活を送り、将来に不安を抱く26歳の主人公・吉田マサムネを中沢、マサムネと交際10年目を迎える26歳のOL・早川モモカを秋田、マサムネと相席居酒屋で出会い、一夜を過ごしたことをきっかけに恋に落ちる22歳のOL・○○子を齊藤が演じる。
中沢:マサムネ君が何でこんなに好かれるのかというのをまず考えて、まとっている空気感や喋り方、間、声のトーンなどをどう表現するか、監督といろいろ話し合いながら演じました。
秋田:モモカは、マサムネ君と10年間ずっと楽しく幸せだったんだろうなと思います。でも、何でプロポーズしてほしいと素直に言わないんだろう。私は効率重視なので、思っていることはお互い早く言えばいいのに!と思ってしまいます(笑)。
齊藤:マサムネ君って、○○子からしたらつかめないし、連絡も遅いし、自分の気分のままに生きているので、そういうところが逆に追いかけたくなってしまう要因なのかなと思いました。
――同世代ならではの自然なコミュニケーションが、作品のリアルな質感に影響を与えた。
秋田:最初、中沢さんは落ち着いていて口数も少なくて、優しいお兄ちゃんみたいな人かなと想像していたのですが、実際はよく話すし、ちょっと意地悪な人だと(笑)。
中沢:(笑)
秋田:いつも悪い顔をされているんですよね。ニヤニヤしながら。
齊藤:確かに(笑)!
秋田:優しいけど、いたずらっ子という感じですね。
齊藤:でも、すごく包容力もある方。常に誰かとお話しされているイメージがありますし、思ったよりもしゃべりやすかったです。
中沢:ありがとうございます(笑)。秋田さんは、第一印象では凛とした方なのかなと思っていたのですが、話してみると柔らかい方で、天然なのかなと感じます(笑)。
齊藤:私もミステリアスな方なのかなと思っていたのですが、ボソッという一言がすごく面白くて、私のツボです。
中沢:齊藤さんは、イメージどおりでした。誰とでも仲良くなれるし明るいし。齊藤さんのことを嫌いな人はいないんだろうなって。
秋田:本当にそのとおりで、人懐っこい。場をかっさらっていくというか、ムードメーカーですね!

■「リアルな空気感、切れない空気感に注目して」
――マサムネの優柔不断さが招く三角関係を軸に、それぞれの恋模様は回を追うごとにますます入り乱れていく。
齊藤:登場人物の誰かしらに共感できると思いますし、見ていて“むかつく!”“キュンキュン!”“ハラハラ!”みたいに、いろいろな感情が湧いてくるドラマじゃないかなと思います。
秋田:マサムネ君に対してイライラしたり、逆に沼ったり、人によって見方が変わってくる作品だと思います。物語が進んでいくにつれてどんどんすれ違いが起きて、結局誰が幸せになれるのか、展開が読めない作品になっています。
中沢:撮り方としても結構長回しが多いので、リアルな空気感、切れない空気感が伝わるのではないかなと思います。映像美にもこだわって撮っているので、そこにも注目していただきたいです。
◆スタイリスト=田中トモコ(中沢)、川崎加織(秋田)、山本杏那(齊藤)/ヘア&メーク=速水昭仁(中沢)、石田絵里子(秋田)、神内ほのか(Three PEACE)(齊藤)
※「月刊ザテレビジョン9月号」より
※川崎加織の「崎」は正しくは「立つ崎」

