「誰でも気軽に入れて全親子が楽しめる場所に」ママスタイリスト木津明子運営【子ども食堂】

「誰でも気軽に入れて全親子が楽しめる場所に」ママスタイリスト木津明子運営【子ども食堂】

木津明子のこども食堂日記vol.56「レインボー5周年を迎えます♡」

まずはこの日記の主である木津明子(きづあきこ)の自己紹介を。スタイリストとして働きながら子ども食堂を運営する2児の母です。私は【こども食堂レインボー】がある横浜市磯子区の洋光台駅という町で育ちました。スタイリストのアシスタントを始めたころも、1時間ほどかけこの街から都内へ通っていました。アシスタント期間の途中から都内へ引っ越し、8年ほど東京住まいでしたが、長女(高校生)を出産後に地元である洋光台へ再び戻ってきました。そしてこの街に恩返しをしたいという気持ちで、4年前に子ども食堂を開いたというワケです。

豚こまを丸めて揚げていきます。これは材料費も抑えられるし、ふんわりとしたフライになってとっても美味。小さな子でも食べやすい柔らかさに仕上がります♡

暑い……暑すぎる。毎年夏が長くなっていて楽しいイベントも盛りだくさんなのはいいけれど、外に出ると脳みそが白くなっちゃうんじゃないかと思ったりするほどの灼熱……。そんな暑さのなか、ついに夏休みが始まりましたね。子どもたちは楽しそう。一方、お父さんお母さんは仕事+朝昼晩のごはん作りに追われちゃっていますよね。給食って、学校ってありがたい。長期休みのたびに、通常のありがたさをしみじみ感じます。




ママ友たちと話していても、みんな夏休みの昼ご飯に頭を悩ませているので、来年あたり、夏休みの期間中に子ども食堂でランチ営業を考えてみようかな、なんて思ったりもしています。

誰かと一緒に食べるご飯が一番美味しいよね♡

我が家の娘あこが4月から高校生になり、通学に便利な場所でおじいちゃんと2人暮らしをすることに。それに残されるようなかたちで息子と私の生活が自然と始まりました。娘は何でも食べられたので、食事はそのときどきにあるもので私が食べたいものを作っていたんですが、偏食の息子と2人だと、残されたものは全て私の胃に収めることに……。息子中心の食生活にしていかないといけないんだと実感し、これならどうだ! と手を変え品を変え、何とか息子が無理なく食べられるものを作っている日々です。


 


息子に「想太に大きくなって欲しいから、食べられそうなものを作ってみました♡ こんな工夫もしてみました♡」と笑顔でプレッシャーをかけると、しぶしぶなのかもしれませんがトライして食べてくれるように。私の笑顔が怖いのかもしれませんが(笑)。




娘が家にいる家族3人のときは、(弟を溺愛している娘なので)ほぼ2名のおしゃべりなお母さんと息子という感じ。娘と私がずっとおしゃべりしている横で、ゲームをしたりテレビを見ている息子。息子がそんなに口を開かなくても、おしゃべりなお母さんが2人もいれば、必要なことも聞き出せていたし、そんなにあれこれ気を配らなくてもまあ何とかなっちゃうんですよね。しかし、現在はONE ON ONE。息子と私だけになって「やばい、この家には2人しかいないぞ!」と思ったのか、いろいろな話を息子からしてくれたり、買い物に付き合ってくれたり。家族の形態が変わることで、息子と私の意識も、コミュニケーションもまた変わっていくんだなと面白い発見ができました。




子どもたちの夏休みの時期ってどうしても、私の場合はスタイリストの仕事でバタバタしてしまうタイミング。それでも週末に海へ遊びに連れて行ったり、私なりにはやっているつもりだったのですが、去年の夏休みも終わりに近づいたころ、息子に「今年の夏休みは何もイベントがなかった」と言われてしまいました。旅行とかそういった何かを望んでいたようで、その発言が私の心に棘のように刺さっていて、「今年こそ、息子の心に何かを刻む夏休みにするぞ!」と意気込んでおります。

カレーは不動の大人気メニュー。パパもママも子どもたちもおかわりが続出します!

5年の間に去っていくスタッフ、加わってくれたスタッフ……合計何人になるのかな。1人では到底できなかったから、スタッフあっての5周年です。

そして、そうなんです。8月は【こども食堂レインボー】のお誕生月。ついに5周年を迎えることができました! 皆さんのおかげです。ありがとうございます!!




これは私にとって本当に嬉しいことで、コロナ禍真っただなかに始まった、こども食堂レインボー。今ではパーテーションなんて見かけなくなったけど、開店当時は黙食が当たり前で、マスクをしないで人と話すことがNGなムード。今まであった子ども食堂は予約制のお弁当スタイルに切り替えをしているなか、気を付けながらとはいえ、こども食堂レインボーではリアルに集まってご飯を食べているんだから、まあいろいろな問題が起きます。そしてその対応に追われたり……。コロナ禍が落ち着いた後も、子どもたちのトラブルや持続可能な運営を実現していくためにはどうしようかなど、経験もノウハウも持ち合わせていない私は、本当にいろんな人の知恵と力を借りて、とにかく動きまわってきた5年間でした。




子ども食堂を始めた日に気がついた「困っている家庭に向けて」だけに絞った運営だと間口が狭くて、結果みんなが行きにくい場所になってしまうこと。「私自身も育児に仕事に奮闘中で、ときに子どもたちに怒りをぶつけることもある困った母である」ということ。

こんな嬉しそうな顔を見せてくれると、また次回も頑張ろうって思えるんです。

誰でも気軽に入店できて、お腹いっぱいにすることができて。とにかく楽しい場所作りをすることで、子どもたちのあいだで【ウワサの子ども食堂】になって、来たことのない子の耳にも届くようにすること。子どもたちが安心できるナイスな大人でいること、育児に関わる全ての人たちが少〜しだけ羽根を休めて、笑顔で育児に向き合える場所であること。これらのことを大切に活動してきました。




5周年を迎えた【こども食堂レインボー】は子どもたち、育児に関わる全ての人たち、そして私たちスタッフの笑顔で溢れています! 子どもも大人もみんなで助け合って活動できていることに感謝しています。5周年は夏祭りと一緒にパーティーしちゃおうかな、と考え中♡

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