
高校時代の仲良し三人組、西山かおる、森川のどか、風間あおい。仕事も、家事も、子育ても…大人になればちゃんとできると思っていたのに、今はただ毎日を生きることで精いっぱい。焼きたてのパンの香りに包まれるような、ゆとりある生活を夢見ても、現実はそんなに簡単にはいかなくて――。
不器用な大人たちの、静かであたたかな再出発を描いたコミックエッセイ『パンを焼けない私たち』。今回は、本作に登場するパンレシピの中から「紅茶ホワイトチョコベーグル」のレシピをご紹介します。生地に触れ、ゆっくりと発酵を待つ時間のなかで、何気ない日常の中でスルーしがちな「自分の本心」に、そっと目を向けてみませんか。
※本記事は作画/まめこ、レシピ監修/リケコの書籍『パンを焼けない私たち』から一部抜粋・編集しました。
紅茶ホワイトチョコベーグル
材料(4個分)生地
∟水...90g
∟牛乳...60g
∟アールグレイ紅茶ティーバッグ...2個(1個2g入り使用)
∟砂糖...6g
∟ドライイースト...1g
∟強力粉...200g
∟塩...3g
強力粉(打ち粉用)...適量
ホワイトチョコ...60g(1個あたり15g)
水(ゆでる用)...500g
はちみつ(ゆでる用)...小さじ2
作り方[オーバーナイト法]
[オーバーナイト法]とは・・・パンの生地をひと晩寝かせて作る方法です
仕込み【1日目】
1.耐熱容器に紅茶ティーバッグ1個を入れ、熱湯90gを注ぐ。
2.もう1個のティーバッグは袋のままめん棒で細かくつぶし、ハサミで開けて茶葉を出す。
3.別の耐熱容器に2の茶葉と牛乳を入れ、混ぜる。
4.電子レンジ(600W)で1分30秒加熱し、1の紅茶液を80g加えて混ぜる。
5.砂糖を加えて混ぜ、ぬるま湯程度まで冷ましたら、ドライイーストを加えて混ぜる。
6.強力粉、塩を加え、粉っぽさがなくなるまでヘラで混ぜ、手で押しまとめる。
7.表面を軽く丸めてラップをし、オーブンの発酵機能を40度に設定して10分加熱する。
8.生地の端を持ち上げて中央に折りたたむ。⇒これを2回くり返す。
9.再度ラップをして10分発酵させ、8をもう一度行う。
10.打ち粉をしたオーブンシートの上に取り出し、めん棒で薄く伸ばす(このとき、しつかりガスを抜く)。
11.スケッパーで4等分にする。
12.それぞれを長方形(縦8cm x横18cm)に伸ばす。
13.手前半分にホワイトチョコをのせ、手前から生地の表面が張るように巻く。
14.閉じ目を指でしっかり閉じ、片方の端をめん棒で押し広げる。
15.もう一方の端を持ち上げ、ねじりながら輪にする。
16.広げた生地で端を包み込み、しつかり閉じる。
17.ベーグルを1個ずつシートにのせてカットし、容器に入れてラップをして冷蔵庫の野菜室で10時間休ませる。
焼く【2日目】
1.オーブンを210℃に予熱する。
2.フライパンに水を入れて加熱し、沸騰させる。
3.弱火にし、はちみつを加えて混ぜる。
4.ベーグルをオーブンシートごと入れ、片面30秒ずつ(合計1分)ゆでる。
5.ゆで上がったベーグルの水気を切り、剥がれたシートを敷いた天板の上にのせ、210℃で約15分焼く。⇒ゆでたらすぐオーブンで焼くのがポイント。
著=作画/まめこ、レシピ監修/リケコ/『パンを焼けない私たち』

