
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、『本当に私が産んだよね…?と疑ってしまう、長男の夏休み。』を紹介する。『生理前モンスターだった私が産婦人科医に聞く PMS・PMDD攻略法』(KADOKAWA刊、著者:なおたろー、監修:高橋怜奈)でも知られる作者のなおたろーさんが、6月8日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、4000件を超える「いいね」やコメントが多数寄せられた。本記事では、なおたろーさんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。
■夏休みの息子を見て、母が感じたもの

夏休み中の長男・そらじろーは、一家でもっとも早起き。起きてからはテキパキとご飯を食べ、1日の宿題も計画通りスムーズに終えるほどのしっかり者だ。
そんなそらじろーを見て、思わずなおたろーさんは「ホンマに私の息子なんだろうか…」と考える。夏休みの宿題は最終日まで終わらないタイプの自分とは対照的だと感じていると、次男・こさぶろーは…。
この育児のひと幕を読んだ人たちからは、「全人類が見習うべき」「体力を分けて欲しくなっちゃう」「全力で夏休み楽しんでる」など、多くのコメントが寄せられている。
■「普段のそらじろーらしさや、自然体で前向きな姿を感じていただけたら嬉しいです」作者・なおたろーさんに漫画創作へのこだわりをインタビュー

――本作では、なおたろーさんやこさぶろーくんの寝起きの悪さや、元気で明るいそらじろーくんの描き方の違いが非常に印象的でした。本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあればお教えください。
朝から元気いっぱいのそらじろーと、朝はどんよりした雰囲気の私とこさぶろー。その対比がより伝わるように描くことを意識しました。また、そらじろーは「親に言われたから頑張っている」のではなく、自分なりに早起きの良さを実感し、純粋な気持ちで楽しみながら取り組んでいます。そんな普段のそらじろーらしさや、自然体で前向きな姿を感じていただけたら嬉しいです。
――そらじろーくんの計画性の高さは、旦那様のちゃんさんさんに似ているのでしょうか?
スケジュール管理はどちらかというと私の方が得意なのですが、実はそらじろーは長期休みの宿題で2回ほど苦い失敗を経験しています。宿題の量を最後まで把握していなかったり、終盤までため込んでしまったりして、とても大変な思いをしたことがありました。その経験がかなり印象に残っているようで、「もうあんな思いはしたくない」という気持ちから、自分で計画を立てて少しずつ進めるようになりました(笑)。
――家族の時間のなかで、直近で特に印象に残っている出来事や言葉があれば、理由と共にお教えください。
現在、中学1年生になったそらじろーに、ふと「自分の得意なことって何だと思う?」と聞いてみたことがあります。すると、「ポジティブに生きること!」と即答されて、とても印象に残りました(笑)。実は小さい頃のそらじろーは、「どうせみんな俺のこと嫌いなんだ……」と落ち込みやすく、気持ちが不安定になることも多かったんです。でも5年生くらいから少しずつ前向きになり、今では驚くほどのポジティブ思考に成長しました。そんなそらじろー本人の口から「ポジティブに生きることが得意」と聞けたことが、とても嬉しく、成長を実感した出来事でした。
――今後の展望や目標をお教えください。
家族が健やかに毎日を過ごせることを何より大切にしながら、私自身は今後も漫画制作に力を入れていきたいと思っています。仕事では、漫画のコンペで賞をいただくことを1つの目標にしています。これからも読者の方の心に残る作品を描けるよう、一作一作を大切に制作していきたいです。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!
いつも作品を読んでくださり、本当にありがとうございます。読者の皆さんが思っている以上に、コメントや「いいね」などのひとつひとつのアクションが、私にとって大きな励みになっています。これからも、忙しい毎日の中の息抜きになったり、何かを考えるきっかけになったりするような漫画を描いていけたら嬉しいです。今後ともよろしくお願いいたします!

