久保史緒里、乃木坂46卒業後初の主演作「卒業という人生の節目に役者としてもすごく貴重な経験をさせていただいた」

久保史緒里、乃木坂46卒業後初の主演作「卒業という人生の節目に役者としてもすごく貴重な経験をさせていただいた」

久保史緒里
久保史緒里 / 撮影=朝日奈風果

女優の久保史緒里が8月5日、都内で開催された日本初のタクシー映画祭「TAXIATER」公開記念イベントに、林裕太、岸本加世子、大沢一菜、照井野々花、中川龍太郎監督、長島翔監督、小宮山菜子監督とともに出席。母親役への向き合い方を明かした。

■久保史緒里、乃木坂46卒業後初の主演作で母親役

本映画祭は、8月3日から1週間、東京23区内を走行する100台のタクシーと連携したサイネージメディアで、アカデミー賞級の制作陣が手掛ける撮り下ろしの短編映画3作品を上映し、新たな映画体験、移動体験を創出する映画祭。タクシー上映後には、都内3館で期間限定の劇場上映も開催する。久保は短編映画『世界は美しいと誰かが言った』で、乃木坂46卒業後初の主演。母親役に挑んだ。

久保は本作への出演について「自分の年齢よりも上の年齢をやらせていただいて、さらに親になっているという」と役柄を明かし「今まで経験したことのない作品への向き合い方をさせていただいたこともあって、卒業という人生の節目に役者としてもすごく貴重な経験をさせていただいたのがこの作品で本当に良かったな、と思います」とほほ笑んだ。

監督と細かく話をすることもあったという久保は「自分の人生や生活が、人として作品や役柄に顕著に表れるんだな、ということを監督に教えていただいた」としみじみ。本作の経験は「より人間として深みのある人になりたいな、と思うきっかけでもありました」と明かした。
久保史緒里
久保史緒里 / 撮影=朝日奈風果


■中川龍太郎監督、久保史緒里の姿勢に感心

撮影中は外部との連絡を控えるなどして役と向き合ったという久保。今回の作品で大切にしていたことは、娘・律を演じる子役とのコミュニケーションはもちろん、子役の実際の母親とのコミュニケーションだった。久保は子役の母親からいろいろな話を聞いたそうで「お母様から、言葉がまだ話せない頃の律ちゃんと一緒に過ごしている時、言葉が通じないことによる孤独みたいなものがあった、というお話をお伺いして」と回想。「自分は実際に子どもがいるわけではないので、その経験を擬似的にでも、少しでも孤独を経験できたらなと思っていた」と振り返った。

中川監督は撮影中の久保について「2歳の子どもは大人のコミュニケーションを取れないので、すごく大変で。泣いてしまったりしたときにも、とても献身的に、ミニーちゃんのカチューシャをしてずっと踊ってあやしてくれた」と告白。撮影前やその間の時間も休むことなく母親として子どもと過ごしていたと明かし「その姿が本当に座長というかリーダーとして素晴らしいなと思って、尊敬できるなと思いました」と久保の姿勢を称えていた。

◆取材・文=朝日奈風果
久保史緒里
久保史緒里 / 撮影=朝日奈風果

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