こんにちは。3匹の猫と1頭の犬と暮らし、二児の母でもあるtamtamです。
ある日、交通事故にあった猫(凶暴)を迎え、一緒に暮らすことになりました。
一時期は安楽死とまで言われた猫様でしたが、気合と根性で見事に復活。
しかし後遺症が残り、野良猫として生きていくことができなくなった、たまちゃん。
そんな猫様をサポートをしていきたい人間と、人の手なんか借りたくない猫様のお話です。

我が家のたまちゃん、推定年齢10歳。
気づけばもう、立派なシニア猫の入り口です。
我が家に来た当時は、警戒心ハードモード。
人の気配がするだけでスッ……と距離を取り、安心しきった寝顔なんて、とてもじゃないけれど拝めませんでした。
そんなたまちゃんが今では、気持ちよさそうに眠っている。
それだけで、おかーさんはたまらなく幸せなのです。
朝ごはんのあと、お気に入りの爪とぎベッドで眠るたまちゃんに「行ってきます」を言う。
これが毎日の癒やしルーティン。

そしてお昼過ぎに帰宅すると、朝と全く同じ場所で、1ミリも狂わぬ同じポーズのまま眠るたまちゃんを発見。
「ふふ、本当によく寝るなぁ〜」
最初はそんなふうに微笑ましく見守っていたのですが……。
午後3時。まだ寝てる。
午後5時。……まだ寝てる。驚くほど動かない。
まるで、時が止まったかのような静寂。
——あれ?
さすがに寝すぎじゃない?
さっきまで幸せだった空間に、急に不穏な空気が流れ始めます。

急に心臓がバクバクしだすおかーさん。
「た、たまちゃん....?生きてるよね...!?」
鼻先にそーっと指を近づけたり、お腹の上下運動をガン見したり、必死の生存確認。
しかし心配は限界突破。
ついに、おかーさん、眠る猫をツンツンして起こしてしまうという不届き者へ進化。
すると、ハッと目を覚ましたたまちゃん。
その顔は——
「……あ?」
と言わんばかりの、超絶ドスの効いた視線。完全にブチ切れていらっしゃる。
……いや、でも!! 心配やったんやもん!!
しゃーないやん!!!(開き直り)
元気で何より。
本当に何よりなんですが…あの冷徹な目つき、今夜の夢に出てきそうです。

猫は1日の3分の2寝て過ごすねんで
tamtam プロフィール動物病院で動物看護士として勤務後、現在は個人で犬猫を預かり里親を探す「一時預かりボランティア」を続けている。犬猫の保護や介護について、大変な現実だけでなく、楽しさ・幸せをSNSで発信し大きな話題に。
2022年「たまさんちのホゴイヌ」(世界文化社)、2023年「たまさんちのホゴネコ」(世界文化社)を出版。著者印税を動物福祉活動に充てている。
instagram:@tamtam__111
