【漫画】「読み返して泣いた」10年前の失踪事件がつないだ少女たちの絆…ラストに胸を打たれる感動作!!【作者に聞く】

【漫画】「読み返して泣いた」10年前の失踪事件がつないだ少女たちの絆…ラストに胸を打たれる感動作!!【作者に聞く】

帰り途(みち)
帰り途(みち) / 矢嶋こずみ(@kosmy8588)

コロナ禍に一般企業を退職したことを機に、「ヤングジャンプ」の「1億円40漫画賞」に応募し、その作品が見事入賞したという矢嶋こずみ(@kosmy8588)さん。現在は版面漫画やWebtoonの背景作画・仕上げを担当する仕事をしながら創作活動を続けている。そんな矢嶋さんの作品「帰り途(みち)」がネット上で「切ないけど凄くいい話ですね!」「読み返してすべて理解し泣きました。素敵…」「これは悲しいですね…でも勇気を出すことの大事さを学べる良いお話でした」と評判だ。作者の矢嶋さんにこの作品に込めた思いなどについて聞いてみた。

■少女たちのひと夏の冒険を描く
帰り途(みち)_P1
帰り途(みち)_P1 / 矢嶋こずみ(@kosmy8588)

帰り途(みち)_P2
帰り途(みち)_P2 / 矢嶋こずみ(@kosmy8588)

帰り途(みち)_P3
帰り途(みち)_P3 / 矢嶋こずみ(@kosmy8588)

ネット上で「読み返して泣いた」「切ないけれど心に残る」と話題を集めた本作「帰り途(みち)」。10年前に行方不明となった少女の白骨死体を探すため、2人の少女がおじいちゃん犬とともに旅に出る、ひと夏の冒険を描いた物語だ。ミステリーのような始まりでありながら、読み進めるほど少女たちの心の傷や成長が丁寧に描かれ、静かな感動を呼んでいる。

作者の矢嶋さんは、「海の見える田舎町」を舞台にしたジュブナイル作品を描きたかったことが制作のきっかけだったと話す。少年ではなく少女2人を主人公に据え、「スタンド・バイ・ミー」の女の子版のような作品を目指したという。また、舞台は静岡周辺をイメージし、都会にも近い一方で少し閉塞感のある風景が、作品の空気感をより引き立てている。

さらに本作には、「死体を探す」という出来事の裏に、「自分に足りなかったものを見つける」というテーマが込められている。タイトル「帰り途(みち)」には、それぞれが本当に帰るべき場所を見つけていく物語という意味を込めたそうで、「何があっても安心して飛び込めるような居場所を見つけることがこの物語の終着点だと考えました 」と制作への思いを明かしてくれた。

読者からも「少女たちの成長に胸が熱くなった」「最後まで読んで意味がわかると涙が止まらない」といった声が寄せられている本作。切なさと希望が静かに心へ染み渡る物語を、ぜひ読んで欲しい。

取材協力:矢嶋こずみ(@kosmy8588)

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