お盆を過ぎると襲来するオオスズメバチ→養蜂家が始めた“驚きの対策”に「大変な作業ですね」「最高です」

お盆を過ぎると襲来するオオスズメバチ→養蜂家が始めた“驚きの対策”に「大変な作業ですね」「最高です」

 オオスズメバチ対策のために、養蜂家さんの作り出したアイテムの動画がYouTubeに投稿されました。動画の再生数は記事執筆時点で5万5000回を超えています。

 動画を投稿したのは、YouTubeチャンネル「深田養蜂」の深田さん。岐阜県の山あいで養蜂業を営んでおり、日々の作業や工夫、自然の中で暮らすミツバチたちの様子を発信しています。以前には“天然の蜜蝋(みつろう)”を作る動画が話題となりました。

 お盆を過ぎたころから養蜂家が最も警戒するのは、オオスズメバチの襲来。8月後半になると新しい女王バチやオスバチの育成が始まるためオオスズメバチたちは大量の餌を必要としており、ミツバチの巣にいる幼虫やサナギを奪うべく襲いかかってきます。

 オオスズメバチは探索のため1匹で行動していますが、発見した箱の中にミツバチの巣があると気付くとフェロモンで仲間を招集。集団でミツバチの成虫を倒し、巣箱の入口を食い破って中へ侵入します。場合によっては数時間で箱内部のミツバチの巣を壊滅させてしまうとのこと……。

 子孫を残すため必死なのは分かりますが、養蜂家としてはミツバチを守らなくてはいけません。巡回して偵察に来たハチを捕まえたり、巣箱の前に捕獲器やガードを増設して侵入しにくくしたりします。

 深田さん自身は、ミツバチ側がむやみに迎撃を試みて返り討ちにあうのを防ぐため、巣箱の前面を覆って入口との間に物理的な距離を作るタイプのガードを愛用しています。しかし、オオスズメバチのアゴの力はすさまじく、このガードも食い破られてしまうとのこと。そこでより強固なものを自作することにしました。

 段ボール箱を使ってまずは巣箱の前面を覆うガード本体を試作。折りたたみ可能で設置しやすい構造に設計しました。最も狙われやすいガードの入口部分には丈夫な樹脂製のパーツを採用。3Dプリンターで寸法通りのものを印刷します。

 試作品を元にプラスチック段ボールで同じ構造のガード本体を製作し、入口パーツと合体させれば完成! 折りたためるため持ち運びやすく、使わない時は場所をとりません。

 取り付ければ巣箱から出入りするミツバチの姿は見えなくなり、ガード外にいるオオスズメバチとの間には物理的な距離が生じます。深田さんはこの自作ガードを1年前から使っており、従来のものよりも効果的だったと伝えています。

 コメント欄には、「煙でわらわら皆帰宅するのかわいいなw」「大変な作業ですねー!!」「伝統的な養蜂業にテクノロジーを追加してアップデートしていってるのが最高です」「器用ですね!」「3Dプリンター使える養蜂家スゴ」などの感想が寄せられています。

 深田さんはYouTubeチャンネル「深田養蜂」の他にも、Instagram(@fukadayoho)で情報を発信中。ミツバチたちの姿や養蜂の豆知識などを見ることができます。

画像提供:深田養蜂(@fukadayoho1)

配信元: ねとらぼ

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