周囲から羨ましがられる理想の共働き夫婦だったカナさんとマサルさん。しかしマサルさんは、息子・リクくんが生まれた途端、変わってしまいました。
かつてはやさしかったマサルさんがこんなにも変貌したきっかけは、カナさんの里帰り中、仕事でミスをしたときに周囲から「妻のほうが優秀」と陰口を叩かれたことでした。プライドを深く傷つけられ、「もう頑張らない」と極端な思考へ逃避していたのです。
カナさんの体調が悪くても育児を任せきりにし、自分だけリフレッシュするためにジムや飲み会に出かける日々……。あろうことか、マサルさんはジムで出会ったルリ子と不倫関係に陥りました。
「いつ結婚してくれるの?」「結婚する気がないなら別れる」とルリ子に迫られ、「なる早で別れる」と約束したマサルさん。しかし、ワンオペ育児で疲弊する妻・カナさんを前に、なかなか離婚話を切り出せずにいました。
しびれを切らしたルリ子は「正直に不倫を白状して」と詰め寄り、慰謝料を恐れるマサルさんに「期間が短いから安く済むはず」と説得。さらに「私の分の慰謝料も払って」と要求します。
慰謝料の工面方法に悩んだマサルさんが思いついたのは、なんと、マンションを購入するために夫婦でお金を貯めていた口座。最低な解決策を思いついたマサルさんは、ついにカナさんへ離婚を切り出します。
突然の告白に驚くカナさんに対し、マサルさんは「レスだし、もう俺を好きじゃないだろ」と責任を転嫁。あまりに勝手すぎる言い分に、カナさんの怒りと呆れは爆発します。
さらに、ことあるごとに家を空けていたマサルさんに疑問を抱いたカナさんは、「いつもどこに行ってたの?」と怒涛の追及を始めました。
不倫発覚!でも開き直る夫



























女性の影を確信したカナさんは、マサルさんからスマホを奪い取ると、一気にロックを解除。スマホの中には、不倫相手・ルリ子との生々しいやり取りの数々が残されていました。
決定的な証拠を突きつけ怒り心頭で問い詰めるカナさん。しかしマサルさんは焦る素振りすら見せず、呆れるほどあっさりと不倫を白状したのでした。
♢♢♢♢♢♢
逃げ場を失いあっさりと不倫を認めたマサルさんですが、反省するどころかどこか他人事のような態度。ワンオペ育児で必死に家族を守ってきたカナさんにとって、裏切りはもちろん、その無神経な姿勢は受け入れ難いものだったことでしょう。
夫婦の信頼関係は一度壊れると簡単には取り戻せません。もしパートナーとの関係に亀裂が入ってしまったときは、問題をうやむやに逃げず、誠実に向き合うことが大切です。
そして、話し合いに応じない相手であれば距離を置く、第三者を入れて協議するなど、自分と子どもの生活を守るための具体的な一歩を踏み出していきたいですね。
著者:マンガ家・イラストレーター みぃ子

