キョウコさんは、仕事・家事・育児をこなす兼業主婦。夫・トモヤさん、保育園に通う息子・ヒロトくんとの3人で暮らしています。
トモヤさんは、人から頼まれると断れず、引き受けたことをキョウコさんに押し付ける無責任な性格。ある日、ダメ男好きの町会長の娘・アミさんに「好青年だと評判ですよ」と持ち上げられ、不倫関係に発展してしまいます。一方、職場では後輩・小寺さんに「教育指導」と称して仕事を押し付けるなど、身勝手な振る舞いを続けていました。
やがて家庭での無責任さに限界を迎えたキョウコさんは離婚を決意。しかしトモヤさんは反省したふりをしながら、不倫相手と会う時間を作るため、「忙しい自分の代わりに義母と同居してほしい」と話を持ちかけます。
キョウコさんはしぶしぶ同居を受け入れますが、実母から「トモヤさん、まさか不倫してないわよね?」と指摘され、不安を募らせます。
その後、トモヤさんは義母に「同居代」としてヒロトくんの習い事代を要求しますが断られ、そのいら立ちを職場で小寺さんにぶつけます。結果、パワハラを指摘され、「パワハラ再教育研修」を命じられることに。
その夜、トモヤさんがアミさんに愚痴をこぼすと、アミさんは「育児を免罪符にして甘えてるよね」と同調したうえで、「その人、仕事に戻れなくなるくらい追い詰めてあげようか?」と冷徹な一面を見せます。思いがけない言葉に、トモヤさんは戸惑うのでした。
そんなある日、トモヤさんはまた自分でできない仕事を引き受けてきます。
町内会の集金で発覚した、衝撃の事実!













「母さん。町内会の集金やってくれる?」
トモヤさんは、アミさんに頼まれた仕事を「俺は出張があるから」と義母に丸投げ。
キョウコさんは、「あなたが頑張る約束でしょ? なんでお義母さんにやらせるの?」と怒りをあらわにします。
近所に詮索されることを懸念し、離婚までなるべく穏便にしていたいと考えていたキョウコさんは、自身が代わりに引き受けることに。
ところが、訪問先のご近所さんに「町会長の娘さんに頼まれて……」と説明したところ
「ああ、あの“自称”娘さんに?」と思いがけない言葉が返ってきます。
実は、町会長の家には昔から娘はおらず、数年前から家に出入りしている女性は“町会長とただならぬ関係”なのではないかと噂されていたことを知ります。
「認められたと思ってるみたいだけど、近所じゃ笑いものよ!」
「怪しい女に利用されてるだけのばか男!」
キョウコさんは、何度言っても変わらないトモヤさんにいら立ちを募らせるのでした。
▼トモヤさんのように、「もうしない」と約束しても同じことを何度も繰り返してしまえば、相手の信頼は少しずつ失われていきます。口先だけの反省では、「また同じことの繰り返し」と受け止められても仕方ありません。
夫婦関係は、言葉よりも日々の行動の積み重ねが大切です。相手に負担を押し付け続けるのではなく、自分の責任と向き合い、行動で誠意を示すことが、信頼を取り戻す第一歩なのかもしれませんね。
著者:マンガ家・イラストレーター ネギマヨ
