ケンダルにヘイリー。40代は【「推し海外セレブ」コーデ】を取り入れて日常コーデのアプデが吉!

ケンダルにヘイリー。40代は【「推し海外セレブ」コーデ】を取り入れて日常コーデのアプデが吉!

どんなに日々が詰んでいたとて「海外セレブたちのSNSチェックは必須です!」とセレブウオッチャーを自負するスタイリスト伊東さんに、そのスタイルの魅力と、私たちのファッションへの落とし込み方について、自身の遍歴も交えて語ってもらいました。

MAKIKO ITO


Profile_本誌の看板スタイリスト加藤かすみさんから独立後、売れっ子街道まっしぐら。持ち前のギャルマインドで多忙な日々を疾走する伊東さん。ミーハー魂を原動力に、ワン&オンリーな抜群のセンスを発揮。感度の高い私服にも注目が集まる。


 

オトナミューズ世代にちょうどいいセレブスタイルの取り入れ方

伊東さん 海外のファッショニスタと私たちって、そもそもボディラインや肌見せへの意識がだいぶ違いますよね。その背景には、文化の違いとか国民性があるとは思うんですけど。女性らしいコンシャスなラインや肌の露出をおしゃれの一部として当たり前に活かしてることが、私にはすごくカッコよくポジティブに見えるんです。

だからなのか、私服はいつも人より布少なめの肌面積多めになりがちだし(笑)、お仕事でのスタイリングも大いに影響されてると思います。とはいえ、誰もが肌見せマストって話ではなく、自分にはない要素だな〜と思いながら、セレブたちのSNSを興味本位で見るだけでも全然いいと思います。そのうち、この感じならできそうってルックを発見するかもしれないし。それに、キャッチーな小物使いはみんな参考になるんじゃないかな。サングラスの形とか、ローファーに白ソックスとか。セレブファッションって、とにかく見てるだけでも高揚感があって楽しいんですよね。

上品なネイビードレスはあえてすそのボタンを外し、脚を見せて。大人しいだけじゃない、ほんのりとした色気がケンダルらしさを演出。シャツドレス¥36,300(リムアーク/バロックジャパンリミテッド)、アイウェア¥46,310(オークリー/ルックスオティカジャパン カスタマーサービス)、ピアス¥103,400(シャルロット シェネ/シャルロット シェネ 青山店)、バッグ¥116,600(ゴールデングース/ハウス東京 ゴールデングース 銀座店)、ローファー¥165,000(ジェイエムウエストン/ジェイエムウエストン 青山店)、ソックスはスタイリスト私物

深めのスリットがタフなレザースカートで女っぽくなり過ぎないように。キャップのラフさがいいさじ加減。タンクトップ¥11,000(アワワコール/ワコールお客様センター)、レザースカート¥60,000(COS/COS 青山店)、キャップ¥9,900(カーハート WIP/カーハート WIP ストア トーキョー)、パールロングネックレス¥14,300、パール×メタルネックレス¥19,800、チャームネックレス¥19,800(全てanca./ロードス)、ブレスレット¥223,300(シャルロット シェネ/シャルロット シェネ 青山店)、ミュール¥163,900(ジャンヴィト ロッシ/ジャンヴィト ロッシ ジャパン カスタマーサービス)

——伊東さんはいつからセレブラバーに?


 


小学生のころ、ヘアメイクさんをしている叔父の家に海外スナップ誌が置いてあったんです。今みたいに誰もがオンラインで(しかもフリーで)見られる時代じゃなかったし、海の向こうにいる別世界の人たちの服を見るってことが私には新体験で。夢中で見ているうちに、子どもながらに"ファッションって人柄がにじみ出るもの”なんだなぁって。服装にそれぞれのキャラが立ってるのを感じられるようになって、より面白くなりました。そこが原点かもです。

首元の装飾感も重要ファクター。あえてボリューム感のあるネックレスをチョイス。ドレス¥56,100、サンダル¥79,200(共にディーゼル/ディーゼル ジャパン)、レザージャケット¥88,000(ラングラー/エドウイン・カスタマーサービス)、チョーカー[細]¥10,780、[太]¥12,100(共にHUI/ロードス)

ヒルトン姉妹から火がついた、いわゆる「LAセレブ」全盛期に突入してからは、当時断トツでおしゃれだったリンジー・ローハンとニコール・リッチーにどハマり。ファッションチェックだけじゃ飽き足らず、雑誌を読み漁って、彼女たちの生い立ちとか経歴を辿ったりしてましたね。セレブ特有のドラマティックな人生に憧れたりして(笑)。それにバックグラウンドを知ってからのほうが、服装を見る視点も広がって俄然楽しさが増したというか。付き合うボーイフレンドによってスタイリングが大きく変化する人もいるし、デートとそうでないときのファッションが大きく変わる人変わらない人とか、それぞれに個性があって。長く見ていくと、その遍歴も読み取れて面白いんですよ。

ロングドレスはシャーリング効果で、ボディラインを美しく見せてくれます。ドレス¥80,300(エレイン ハースビー/エンメ)、バッグ¥115,500(トリー バーチ/トリー バーチ ジャパン)、イヤリング¥27,500、バングル¥29,700(共にスワロフスキー・ジュエリー/スワロフスキー・ジャパン)、パンプス¥119,900(ジャンヴィト ロッシ/ジャンヴィト ロッシ ジャパン)

——子どものころからディグるタイプだったんですね。ちなみに今注目しているのは?


 


ゾーイ・クラヴィッツ(即答)!  絶対的なマイミューズです。髪型も見ての通り、分かりやすくインスパイアされてません?  私(笑)。彼女は何より、生まれ持ったバイブスがイケてる。でも残念ながら、そこに関してはコピーできないので、こうしてヘアでエッセンスを取り入れたり、ファッションでムードを寄せるのを日々楽しんでいるワケです。

Zoë Kravitz

例えば、ランジェリーライクなキャミドレスを着たいとき、「ゾーイだったら?」って考えるんです。そうすると「かごバッグで靴はぺたんこ。頭にバンダナ巻こうかな」みたいな感じで、そのお題があるおかげでわりとスムーズに決まる。というのも、この歳になると、多かれ少なかれ自分に飽きてるじゃないですか。だから自分ベースでコーデを考えると、年齢的にってバイアスものっかってくるしで、どうしても迷いがち。時間もかかっちゃって、ますますコーデ迷子になった結果、変わり映えしない服に落ち着くってパターン。

華奢な肩ひもがセンシュアル。あえてパンプスはキレイ色のフラットシューズでヌケ感を。キャミソール¥19,800(コードエー/コードエー ルミネ新宿店)、ベロアシャツ¥104,500(ゴールデングース/ハウス東京 ゴールデングース 銀座店)、デニムショートパンツ¥10,450(マウジー/バロックジャパンリミテッド)、サングラス¥45,8
70(オークリー/ルックスオティカジャパン カスタマーサービス)、ネックレス¥4,180(ヘンカ/ロードス)、バッグ¥8,800(ミースロエ/MIESROHE ルミネ新宿1店)、フラットシューズ¥115,500(セルジオ ロッシ/セルジオ ロッシ ジャパン)

——大人世代のマンネリってやつですね。気づくといつも同じスタイル、みたいな。


 


あるあるですよね、それ。いつも同じ格好が落ち着くのはもちろん分かるけど、ファッション感度の高いオトナミューズ読者の皆さんは、それだけじゃ味気ないって思いませんか?  そういうのを打破する意味でも、セレブのサンプリングはひとつの手だと思うんですよね。

ローライズデニムで旬バランス。チョーカーやウエスタンブーツの小物使いは、特に参考になりそう。ブラウス¥35,200(ビリティス/ビリティス・ディセッタン)、デニムハーフパンツ¥22,000(コードエー/コードエー ルミネ新宿店)、チョーカー¥52,800(カミーユスロ/オブリオ)、ブーツ¥135,000(ビィウィッチ)

目指す女性像とかジャンルとか曖昧なものじゃなく、分かりやすく特定の誰かしらに当てはめてみるんです。カプリパンツをはきたければ、カイリーだったらヒールで女っぽくするだろうし、ケンダルだったらモノトーンでシックにまとめる? とか。ザラのオンラインでアイテム単体をいろいろ見続けてるけど何だかピンとこないなってときも、リアルサンプルとして誰かセレブを思い浮かべると、点と点がつながるような感覚で、さっき見てた服と服の組み合わせを具体的にイメージできたりとか。私の場合、そんなやり方でセレブのサンプリングを楽しんでます。

モノトーンに徹してノーブルに装って。トップス¥15,400、パンツ¥15,950(共にンニット)、ベルト¥19,800(アトリエ アンボワーズ)、バッグ¥75,900(マエストソ/共にオブリオ)、ピアス¥3,300(デイジールイス)、左手にしたリング¥3,900(soie/全てロードス)、サンダル¥137,500(ジャンヴィト ロッシ/ジャンヴィト ロッシ ジャパン)、インナーはスタイリスト私物

もちろん、体型やら身長やらの違いで似合う似合わないって話も出てくるとは思いますが。この歳になると、ある意味、柔軟性が備わってきたのか、はたまた開き直りで肝が据わったのか(笑)、まずは着てみるか! って思えるようになったんですよね。そしたら、ボーイッシュも意外といいじゃん? みたいに新たな気づきがあったり、自分ベースだったら選ばなかったアイテムが意外と体型にフィットしたり、そういう思いがけないアップデートがもたらされて嬉しくなることも。

大人の肌見せのお手本のようなコーデ。メンズライクなシャツにはシアーな素材感のタンクトップで女っぽく。チェックシャツ¥19,80
0、タンクトップ¥7,700(共にミースロエ/MIESROHE ルミネ新宿1店)、デニムパンツ¥24,200(コードエー/コードエー ルミネ新宿店)、ビーニー¥16,500(バウルズ)、サングラス¥59,400(サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ/ケリング アイウエア ジャパン カスタマーサービス)、バッグ¥168,300(ゴールデングース/ハウス東京 ゴールデングース 銀座店)、ヒールローファー¥60,500(ディーゼル/ディーゼル ジャパン)

ちなみに、こういう感じで数をこなしていくと、「〇〇だったらどう着るか」をイメージした先で、自分の雰囲気とか体型にハマるように、自分らしくアレンジできるようになってきますよ。

ベースはベア×デニムで大人ヘルシーに仕上げて。小物で可愛げとカラーをプラス。ベアトップ¥19,800(ガジェス)、デニムパンツ¥15,180(マウジー/バロックジャパンリミテッド)、腰に巻いたラガーシャツ¥9,350(ラッセルアスレティック/グレースインターナショナル)、ピアス¥73,700(カミーユスロ/オブリオ)、バッグ¥11,000(ンニット)、サンダル¥143,000(セルジオ ロッシ/セルジオ ロッシ ジャパン カスタマーサービス)

——そこまでいけたらベテランですね(笑)。日々の服選びに違うアプローチが加わるの、新鮮でいいかも。


 


そう思ってもらえたら嬉しいです。まずは何の気なしに今回取り上げた7人のセレブたちのインスタをチェックしてみてください。まずは直感的に好きだなって思える推しを見つけるのが近道です。オトナミューズ読者の皆さんのおしゃれの楽しみが広がりますように〜。

ゴージャスなドレスアップ姿から超カジュアルなデニムコーデまで幅広いスタイリングが楽しめるのが、セレブのファッションチェックの醍醐味。そのまま真似するのは難易度が高くとも、小物の合わせ方や、色のチョイスなどは勉強になるはず。

photograph:MELON[TRON](model), MAYA KAJITA[e7](still), AFLO styling:MAKIKO ITO hair & make-up:REI FUKUOKA[W] model:HARUMI SATO text:NAO MANITA

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オトナミューズウェブ

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