
お盆休み特有の疲れに注意(画像はイメージ)
【画像】知らなかった…これがお盆休み特有の疲れを解消する“意外な方法”です(3つ)
間もなくお盆休みの時期がやってきます。まとまった連休を前に「旅行や帰省が楽しみ」とワクワクしている人も多いのではないでしょうか。一方で、連休の最中に「なぜかどっと疲れる」「休んでいるはずなのに、全然休まった気がしない」という経験はありませんか。
近年、このようなお盆特有の体調不良や疲労感に悩む人が増えています。お盆休みに心と体をすり減らしてしまうメカニズムと、自分を優しくいたわる「ご自愛」のヒントを、事業場向けの健康経営支援を行うエムステージ(東京都品川区)ウェルビーイング事業部 保健師業務マネジャーの本田和樹さんに聞きました。
休みなのにどっと疲れる…そのメカニズムとは?
楽しみにしていたはずの連休で、なぜ私たちは疲弊してしまうのでしょうか。そこには、連日の環境の急激な変化が深く関係しています。
お盆休みは、帰省による長距離移動、慣れない環境での滞在、親戚へのおもてなしなど、普段とは異なるスケジュールが続きます。私たちの体は、この「非日常」の変化に適応しようと、無意識のうちにエネルギーを大きく消耗しているのです。こうした環境の変化が重なると、生命維持をつかさどる自律神経が過剰に働き、処理能力の限界を超えてしまいます。
その結果、頭痛やだるさ、寝不足、気分の落ち込みといった不調を引き起こします。これは、心と体が発している「少し休んで」という大切なサインでもあるのです。
お盆休みの疲れを和らげる「3つの解消法」
お盆休みの隠れ疲労は、日々のちょっとした意識や自分を労わる習慣で、未然に防いだり和らげたりすることができます。体や心、脳をそれぞれケアする、簡単に取り入れられる3つのご自愛アクションをご紹介します。
(1)体のご自愛:「1日1回、15分」の完全な空白時間をつくる
帰省先や家族サービスの中でも、意図的にスケジュールに「余白」を組み込みましょう。例えば、昼下がりに15分ほど目を閉じて横になるだけで、脳の疲労がリセットされ、自律神経が整いやすくなります。眠ること以外にも、散歩に出かける、静かな部屋でぼーっとするなど、「誰の目も気にしない一人の時間」を1日1回は確保することが、疲労回復の鍵となります。
(2)心のご自愛:「完璧な自分」をお休みさせる
親戚の集まりや実家では、つい「100点満点の自分」を演じてしまいがちです。無理に完璧な妻・夫・子どもであろうとせず、「ほどほどの気配り」を心掛けてみましょう。「今、無理をしているかも」と気付いたら、一度席を外し、トイレなどでゆっくりと深呼吸をしてみてください。自分の心を守るための小さな境界線を引くことが大切です。
(3)脳のご自愛:スマホにも「お休みタイム」を設ける
他人の充実した連休の様子が目に入りやすいSNSは、無意識のうちに脳を疲れさせる原因になります。意識的にスマホから離れる「デジタルデトックス」の時間を設けましょう。例えば「午前中だけ開く」「夕食後は見ない」など、スマートフォンを遠ざけるマイルールを決めることがおすすめです。 外部からの情報をシャットアウトし、今目の前にある景色や自分の感覚に意識を向けることで、脳の過敏状態を和らげることができます。
ご自身の心と体の声に耳を傾け、適切に備えることで、お盆の「隠れ疲労」を最小限に抑えることができます。今回ご紹介したポイントをヒントに、自分に合った「ご自愛」を見つけ、無理の少ない健やかなお盆休みを送りましょう。
