2026年8月現在、連日のうだるような暑さで『夏バテ気味』だという人もいるでしょう。
「なんだかお腹が空かない」
「食欲が湧かなくて箸が進まない…」
食卓を前に、悩む時もあるかもしれません。
暑さで体力が削られる季節だからこそ、少しでもしっかり食べて元気をチャージしたいもの。
そんな時は、料理を盛りつけるお皿や、食卓を彩るランチョンマットなどの『色』を見直してみるのもおすすめです!
夏におすすめの食器の色は?食欲を刺激しやすいのは『暖色系』
※写真はイメージ
本記事では、カラービジネスコンサルタントの武田みはるさんに、毎日の食卓に手軽に取り入れられる『食べる意欲を後押しする色の活用術』についてお話をうかがいました。
――色彩心理の観点から、食べる意欲を引き出しやすいとされる色はありますか。
一般に『暖色』といわれる赤、橙(オレンジ)、黄色が食べる意欲を引き出しやすいとされています。
色彩心理学や色彩生理学において、暖色系は自律神経の交感神経を適度に刺激し、活動性や期待感を高める色として知られています。
その心理的効果によって、「食べたい」という前向きな気持ちを引き出す変化が期待できるのですよ。
――赤、橙、黄色のそれぞれの色の特徴や、食卓での生かし方を教えてください。
まず『赤色』は、血流や心拍数をわずかに高め、活動的な気分にしてくれる色とされます。
熟したトマトやイチゴ、お肉など栄養価の高い食べ物に多いため、本能的に「おいしそう」と感じやすい特徴も。
赤い器やランチョンマットを使うと、「食べよう」という気持ちを後押ししてくれますよ。
――『橙色』や『黄色』はいかがでしょうか。
橙色は温かさや幸福感を象徴し、『みんなで食事を楽しむ』気持ちを誘います。
橙色の小鉢や箸置きを添えるだけで、食卓全体が温かく感じられ、自然と箸が進みやすくなります。
また、『黄色』は太陽や光を連想させ、卵やトウモロコシ、レモンのようなフレッシュさを演出します。
注意を引く色でもあるため、アクセントとして取り入れると料理がより魅力的に見えますね。
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――大きな食器でなくても、小物で手軽に取り入れられそうですね。
コースターやランチョンマット、箸置き、小鉢、テーブルナプキンなどに明るい暖色を取り入れるのがおすすめです。
また、食卓に橙色や黄色の花を1輪飾るだけでも、場がパッと明るくなりますよ。
――夏場は涼しげな雰囲気も演出したいですが、青色などの寒色を使うのはどうでしょうか。
青色や紫色は食欲を抑えやすい色ですが、もし涼しさをプラスしたいなら、ミントグリーンやアクアブルーなど、透明感のある色を『差し色』として少量使うのがおすすめです。
アクセントとして使うことで、清涼感を演出しやすくなります。
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また、暖色でも寒色でもない『中性色』である緑色を用いると、赤身のお肉やお刺身をより鮮やかに鮮度よく見せる効果が期待できるのだそうです。
視覚の力を味方につけて、夏を元気に乗り切ろう
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夏バテで食欲が出ない時は、食卓を彩る『色』にも注目してみてはいかがでしょうか。
赤やオレンジ、黄色といった暖色を少し取り入れるだけで、料理がおいしそうに見え、自然と「一口食べてみよう」という気持ちが生まれるかもしれません。
お気に入りの箸置きやランチョンマットなど、身近な小物から明るい色を取り入れて、『視覚の力』でおいしく夏を乗り切ってみてくださいね。
[文・取材/LUIS FIELD 構成/grape編集部]

