3カ月くらい前のことです。2歳の娘が寝静まった夜、夫が急に泣き出し、衝撃の告白。平穏な日々を脅かすことになったその事実とは……。
夫が告白してきた秘密とは
夫とはマッチングアプリで出会い、遠距離交際を経て、交際1年で結婚。その翌年には娘が生まれ、私は穏やかな家庭を築けていると思っていました。
結婚2年目のある夜のことです。夫の元気がない日が続いていたため、「体調悪いの? 仕事で何かあった?」と尋ねました。これまで何度聞いても「何でもないよ」の一点張りでしたが、明らかに様子がおかしかったのです。「心配だから、何かあるなら話してほしい」と言うと、夫は突然ぽろぽろと涙を流し、ついに話し始めました。
「実は......ずっと隠していたけど、 500万円の借金があるんだ」
「でも、離婚だけは勘弁してほしい」
一瞬、何を言われたのか理解できませんでした。500万円という金額があまりにも現実離れしていて、頭の中が真っ白になり、言葉が出てきませんでした。
詳しく話を聞いてみると、10年前の20万円から徐々に増えてしまったこと、結婚する時点で300万円に膨れ上がり、それを言うと婚約破棄になることを避けたかったため言わなかったことがわかりました。
さらに、「そんな大金、何に使ったの?」と聞くと、夫は「初めはパチンコ。でも、いつの間にか膨れ上がってしまっていた。自分でも分からない」と答えました。借金のきっかけがパチンコだったことにも、その後の使い道を本人が把握していないことにも、私はあぜんとしました。
そこから数日は目の前が真っ暗になった感覚で、何もやる気が起きませんでした。ただ子どもとペットの身の回りのことだけを何とかこなすのが精一杯。最終的に、実の両親に打ち明け、話し合いの場が設けられました。
私の母は鬼の形相で、「本当に残念だわ! そんな人だと思わなかったわ! これからどうするつもりなの?」と夫を責め立て、逆に父は静かに、「家族を守っていくって約束してくれたよな? このままだと失うことになるぞ」と言い放ちました。
夫は、「申し訳ありません! もうパチンコはやめます。借金はきちんと返済していきます。もう隠し事はしません。どうか離婚しないでください!」と涙ながらに土下座し、同じ言葉を何度も繰り返していました。
しかし、結婚前から借金を隠されていたことへの怒りと不信感は消えず、離婚することも考えました。一方で、子どもから父親を奪うことへの迷いもありました。また、夫が子どもを深く愛していることもあり、ひとまず離婚は踏みとどまることに。
ただ、これから家族として暮らし続けるため、夫には離婚届へ署名してもらいました。さらに、借金の返済額や返済期限をまとめた返済計画書と、今後はパチンコをせず、借金や隠し事をしないことを記した誓約書も作成。返済状況は私も定期的に確認し、家計は今後すべて私が管理することにしたのです。
離婚届や誓約書を手元に置き、返済の道筋を明確にしたことで、私はようやく少しだけ平静を取り戻すことができました。
今もまだ胸にはわだかまりが残ったまま、毎日を過ごしています。それでも、幼い子どもとペットだけは守り抜こうと腹をくくりました。
人生は山あり谷ありとは言いますが、この数カ月は本当にそのことを実感しています。まだまだ返済は始まったばかりですが、子どもが小学校入学するまでを目標に、この4年、しっかり地に足をつけて生きていきたいと思います。
著者:花岡まゆみ/40代女性/結婚4年目。2024年生まれの娘、大型犬、夫と暮らしている、専業主婦。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年8月)

