マグネシウムの多い食品

野菜
植物の葉緑素にマグネシウムが存在しているので、ほうれん草、小松菜、ケール、ブロッコリー、ゴーヤなど緑の濃い野菜はマグネシウムの多い食品の筆頭に挙げられます。例えば、ほうれん草(1食分1/4束=80g)にはマグネシウムが55mg含まれており、お浸しやソテーだけでなく、グラタンなどの具材としてもおすすめです。
穀類
玄米など精製していない穀類にマグネシウムは多く含まれています。玄米(小盛100g)で、マグネシウムを53mg摂ることができます。また、そば(乾燥1人前=80g)には80mgものマグネシウムが含まれています。
大豆、大豆食品
大豆や豆腐、納豆などの大豆食品にも多く含まれています。納豆(1パック50g)、絹ごし豆腐(1/3丁100g)には、それぞれ50mgのマグネシウムが含まれています。
海藻
海苔、昆布、わかめなど海藻類にも豊富です。特にあおさ(素干し)は食品100gあたりでは全食品で最も多く、3200mgものマグネシウムが含まれています。1食分では、あおさ(素干し2g)で64mg、カットわかめ(乾燥10g)で46mgのマグネシウムが摂れます。
魚介類
マグネシウムは魚介類にも多く、例えば、金目鯛(1切れ=100g)に73mg、あさり(10個)に80mg含まれています。
「マグネシウムの食べ物」についてよくある質問

ここまでマグネシウムの食べ物などを紹介しました。ここでは「マグネシウムの食べ物」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。
マグネシウムを手軽に摂取できる食材を教えてください。
中島 三容子
マグネシウムは種実類にも多く含まれているので、アーモンドや(カカオ豆から作られる)チョコレート、コーヒーも手軽にマグネシウムを補給するのに役立つ食材といえます。ただし、エネルギーや砂糖の過剰摂取にならないように摂りすぎには注意が必要です。

