キョウコさんは、夫・トモヤさんと保育園に通う息子・ヒロトくんとの3人暮らし。仕事や家事、育児に追われる一方で、人から頼まれると断れず、引き受けたことを妻に押し付けるトモヤさんの無責任な言動に悩まされていました。
そんな中、トモヤさんは町会長の娘を名乗るアミさんに「好青年だと評判ですよ」と持ち上げられ、不倫関係に発展。家庭ではその事実を隠したまま、キョウコさんが離婚を切り出すと育児ノイローゼだと決めつけ、勝手に義母との同居を進めます。
反省したように見せるトモヤさんに違和感を抱いたキョウコさんは、水面下で離婚の準備を開始。さらに、トモヤさんがアミさんから町内会の集金を引き受けてしまいまい、仕方なくキョウコさんが近所を回ることになりました。
ところが訪問先で、「町会長に娘はいない」と知らされます。アミさんは数年前から町会長宅に出入りしている素性の知れない女性だというのです。
キョウコさんが、集金の報告をするため町会長の家を訪れると――。
町会長の家を訪れた妻は疑惑の女性と対面!












キョウコさんが町会長の家へ集金の報告に向かうと、玄関に出てきたのはアミさんでした。
「あら、トモヤ……さんじゃないのね」
そう言いながら、アミさんはトモヤさんがいつも頑張っていると、親密な関係を匂わせるような口ぶりで続けます。
さらに、「トモヤさんに渡したかったの」とお礼の品をキョウコさんに手渡そうとしました。
キョウコさんが「結構です」と断ると、アミさんは「私個人の気持ちだから受け取って。彼、ああ見えて繊細だから、頑張って支えてあげてくださいね?」と言い、意味ありげな笑みを浮かべます。
なんなの、あの女、
人の夫をわかった風に……
キョウコさんはアミさんへ嫌悪感を抱くのでした。
▼表面的には親切や気遣いに見える言葉でも、相手を揺さぶったり優位に立とうとする意図が隠れていることがあります。だからこそ、言葉だけではなく「何かおかしい」という自分の違和感を大切にすることが重要です。相手の思惑に振り回されず、必要以上に抱え込まずに距離を置くことが、自分の心と大切な人との関係を守ることにつながるのではないでしょうか。
著者:マンガ家・イラストレーター ネギマヨ
