
堂本光一と井上芳雄が8月7日、都内で行われた「New HISTORY COMING ARENA LIVE -The Imperial Theatre Symphony-」(通称:帝コン)開幕記念会見に島田歌穂、平原綾香、ソニン、佐藤隆紀、桜井玲香、岡宮来夢、石丸幹二とともに出席。コンサートへの期待を口にした。また、令和8年熊本地震にも触れ、思いを語った。
■堂本光一&井上芳雄、“帝コン”にワクワク
帝国劇場は1911年に日本初の西洋式演劇劇場として開場。1966年には二代目・帝国劇場が開場した。世界に誇る舞台機構を備え、『風と共に去りぬ』の世界初の舞台化、『屋根の上のヴァイオリン弾き』、『ラ・マンチャの男』、『レ・ミゼラブル』、『ミス・サイゴン』『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』などのミュージカルの日本初演、『風と共に去りぬ』を世界で初めてミュージカル化した『スカーレット』、『Endless SHOCK』、『ナイツ・テイル-騎士物語』、舞台『千と千尋の神隠し』の世界初上演など、帝劇だからこそ生まれた奇跡の演劇を提供しつづけ、2025年2月をもって建て替えのための休館に入った。
本コンサートは、新・帝劇が開場するまでのこの時間に、過去・現在・未来の帝劇に想いを馳せる時間となるような、最高のエンタテイメントを届ける機会として、開催。共に2000年に帝国劇場に初めて立ち、数々の主演舞台で帝劇における21世紀のラインナップを心強く導いてきた、堂本と井上がホストを務める。
演出面においては、21世紀の帝国劇場を代表する2作品「エリザベート」と「Endless SHOCK」をフィーチャーした、9人が壮大な世界観を新たに表現するスペシャル・パフォーマンスを構成することを発表した。
本コンサートについて堂本は「どんなコンサートになるのかわかりません!(笑)」と笑いつつ「もちろんコンサートという形でやらせていただくんですが、やはりミュージカルのナンバーをたくさんやるということで、稽古自体もすごく舞台的」と説明。内容に関しては「ミュージカルナンバーはもちろんのこと、もうひとつ注目ポイントとしては、我々のルーツを追うようなコーナーもあって」と明かし「帝劇を愛するみなさんに、新しい帝劇ができるまでを繋いでいけるようなコンサートになるのではないかなと思っています」と気持ちを口にした。
井上は「“帝コン”という呼び名もまだ定着していないんですかね?(笑)。がんばって定着させようとしてる。何しろ本題が長すぎる」と本コンサートのタイトルに触れ、笑いを誘った。また、井上は「今までやったことのないコンサートですし、内容も他にないような…。見ていただいたら『これは楽しいな』ってなるんじゃないかな」とニッコリ。「さまざまな楽しみ方ができる、今までにないコンサートになっているんじゃないかな、と。僕自身もお客様の前でやらせていただくことを楽しみにしています」と期待を込めた。

■堂本光一&井上芳雄「一緒にがんばっていこうという気持ちも込めながら」
会見の最後に井上は「この公演、全国4カ所を回らせていただきます。先日起きました令和8年熊本地震の災害義援金の募金箱を各会場に置かせていただきたいと思います」と報告。「熊本は10年前も大きな地震がありまして、2度目ということで本当に胸が痛いです」と思いを口にし、「僕は福岡出身で、福岡の実家も結構揺れましたし、熊本に親戚もおります。本当に心配ですけれども、一緒にがんばっていこうという気持ちも込めながら、このアリーナツアー、全国を回らせていただきたいと思っておりますので、そちらへのご協力もぜひよろしくお願いします」と呼びかけた。
堂本は「熊本の方で今苦労されている方がたくさんいらっしゃると思うんです。そんな中、自分たちにできることは何かということを考えながら、個人としてもできることがあれば協力していきたいという所存です」と気持ちを告白。募金のことも話に挙げ「お気持ちで、みなさんご無理のない形でぜひとも協力いただけたらなと思っております」と語った。
さらに堂本は「自分としてはこういったときも帝劇に立っていたな、という思いなんです。大きな地震があったときに帝劇にいましたし、そのときも『ショーを続けていいのか』とか、いろいろなことを考えるきっかけとなったときでした。そういったときでも、暗い気持ちの中に何か元気を届けられるような形をステージからみなさんにお届けできたかなと思っております」と回想。その上で「少しでもみなさんが前に進めていて、我々から、ステージから、元気を届けられる形になればいいなと思っています」と言葉に力を込めた。
◆取材・文=朝日奈風果


