先日、マリー・アントワネットのことを考えながら目を閉じていたら、一瞬それらしい貴婦人のビジョンが浮かびました。想像よりも眉毛がしっかりしている印象でした。
調べたら、ハプスブルク家の外見上の特徴として、アーチ状の濃くて長い眉毛、というものがあるそうです。彼女の場合は、フランスで眉をより洗練された形に整えたという説もあります。
アントニア・フレイザーの「マリー・アントワネット」を読むと、下唇が特徴的だったと何度か書かれていました。
「重く、ときには垂れさがる下唇」と、当時目撃した貴族が表現していたそうです。やや受け口気味なのと分厚い下唇はハプスブルク家の特徴だと言われています。でも「マリー・アントワネット・スタイル」展で展示されていたマリー・アントワネットの鏡像を見る限り、そこまで下唇は突き出ていないです。彫刻家が忖度したのかもしれませんが……。
「フランス王妃 マリー・アントワネットの胸像」 この表情で「お下がりなさい!」とか言われたらゾクゾクしそうです。
本によると、実際会った人は王妃の肌の美しさに驚いたそうです。フランス宮廷のルールで真っ赤な頬紅を塗っていましたが、白い肌の透明感は隠しきれなかったようです。
「肌があまりにきれいなので、王妃のファンだったリーニュ公は、彼女の肌と魂は同じくらい純白だといった」
そして画家はこう表現したそうです。
「とても透明感があるので、影をつけられず、絵の具ではその美しさを表現しきれない」
日本の皇室、愛子さまも肌が発光しているよう、とたまに表現されていますが、高貴な生まれのプリンセスは肌も庶民とは違うのでしょうか。とりあえず食べているものは違いそうですし、部屋もきれいで雑菌も少なそうです。
神聖ローマ皇帝とオーストリア女帝の両親のもとで育ったマリー・アントワネットは、とにかく物腰が優雅でエレガントだったようです。
「頭のもたげ方にとても感じのよいところがあり、すべてがとてもエレガントだった。だからこそ、生まれつき容姿に恵まれた美女たちと肩を並べてもひけをとらず、ときには優位に立つことさえあった」と、ある男爵が述べていました。
王妃を見かけた少年が女神だと思ってひざまずいたこともあったそうです。女神や精霊、ニンフになぞらえられたマリー・アントワネット。こんなにフランスで愛されて大人気だったのに……いつどんなきっかけで世間の風向きが変わるかわかりません。
マリー・アントワネットといえば、昔テレビで宜保愛子さんが霊視した記憶もあります。そのときの体験についての「愛と哀しみの霊たち」をアマゾンで検索したら古本でなんと8800円もしました。入手しづらい本はまた国会図書館に見に行くのが良いでしょうか……。
小学校低学年のときに突発的に描いた漫画「悲しみをのりこえて」を棚の奥から発掘。以下に一部を載せさせていただきます。王族の女性が、夫を殺され、仇を取ろうとして夫を殺した犯人と結婚。タイミングを伺って暗殺しようとしますが、その男性は、夫に父親を殺されたという事実が判明。いつしかその男性を愛するようになりますが、拒絶され、悲しみのうちに階段から転落して亡くなる、というストーリーです。
私が描いた最初で最後の長編漫画かもしれません。もしかして過去生の思い出かも? とジェミニにこのストーリーを説明し、該当する人がいないか探したのですが、それらしい人は見当たりませんでした。
ジェミニからの候補の一例
「夫が誰かに突き落とされて死亡し、その加害者(あるいは首謀者)と結婚して復讐を企てるも未遂に終わる」という構図に、さらに近い歴史上のエピソードとして、次のような人物が挙げられます。
メアリー(スコットランド女王 / 16世紀)
* 突き落とし・殺害の状況: 彼女の最初の夫フランソワ2世の死後、再婚した2番目の夫ダーンリー卿は、宮殿で**謎の爆破事件と首絞め(または高所からの落下・遺棄)**という凄惨な形で暗殺されました。
* その後の展開: ダーンリー卿を殺害した主謀者と強く疑われていたボスウェル伯と、メアリーはわずか数ヶ月後に結婚します(脅迫や拉致による結婚とも言われています)。
* 結末: しかし、この結婚によって貴族たちの激しい反発を買い、彼女は幽閉され、最終的にはイングランドで処刑されるという悲劇的な最後を遂げました。
最後、幽閉からの処刑、という流れに違和感がありました。
どうしても過去生王侯貴族で限定しているからでしょうか。過去生貴族願望が強いです。
夫を殺害されたシーン。今よりもコマ割りがうまい気がします。
仇を取ろうと決心するシーン。
小学校低学年としてはキスシーンが描けるのはここまででした。
お盆休みもマリー・アントワネットや貴族の妄想ですぎていきそうです。

