メグさんは、夫と小学3年生の息子・カイ、そして愛猫のまりんと暮らす主婦。同じマンションに住むカイの友だち・まさおくんのママが少し苦手です。一定の距離を置いて付き合おうと思っていた矢先、まさおくん一家が猫のリリーを飼い始めたことで、2人はたびたび関わるようになります。
しかし、生き物を飼う責任を軽く考えていたまさおくんママは、突然ペット不可の新居に引っ越すことを決め、メグさんに「リリーを引き取ってほしい」と頼んだのでした。
リリーを引き取ると決めたメグさんは「会えるのは年に1度」と条件を示しました。すると、納得できないまさおくんママは、リリーを連れて帰ろうとします。
しかし、それを泣きながら止めたのは、まさおくんとひさおくんでした。「カイくんのママなら、僕たちより大切にしてくれる」と訴え、リリーの幸せを思って別れを受け入れたのです。こうしてリリーはメグさん一家の一員に。適切な食事と運動で標準体重に戻り、まりんとともに穏やかな毎日を送り始めたのでした。
1年後の約束
















リリーがメグさん一家のもとで暮らし始めてから1年。約束の日を迎え、まさおくんとひさおくんは、久しぶりにリリーとの再会を果たしました。元気な姿を喜び、別れ際には「また1年後ね」と声をかけた2人。リリーとの新しい関係を受け入れながら、大切な時間を過ごしたようです。
その後、小学校の懇談会でまさおくんママと顔を合わせたメグさんは、適正体重まで減量したリリーの写真を見せました。以前は太りすぎで、健康を損なう危険があったと知ったまさおくんママは、自分には生き物を飼う資格がなかったと認め、初めて過去の飼い方を振り返ります。
居で金魚や小鳥なら飼えるようになっても、まさおくんたちは「大人になって、最期まで世話ができるようになるまでは飼わない」と答えたそう。リリーとの別れを経験した2人は、かわいいという気持ちだけで生き物を迎えてはいけないことを学び、自分たちなりの答えを出したのでした。
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子どもが生き物を望んだとき、その責任の重さを一緒に考えることも大切です。どれほど好きだったとしても、今の自分には十分な世話ができないと判断したのなら、命を最期まで守れるようになるまで待つことも時に必要ですよね。それも命への誠実な向き合い方ではないでしょうか。
著者:マンガ家・イラストレーター あやかず
男女の双子ママで猫好きです。ブログ「あやかずランド」とインスタグラムでマンガを描いています。

