「ばあばもスーパーで買うんだね!」“手抜きは愛情不足”が口癖の義母→娘の痛快な指摘に、義母は?

「ばあばもスーパーで買うんだね!」“手抜きは愛情不足”が口癖の義母→娘の痛快な指摘に、義母は?

「手抜き料理は愛情不足」が口癖で、日頃から市販品を嫌う義母の家へ夕食に招かれたときのこと。「今日は頑張って作ったのよ」と振る舞われた料理を堪能したあと、キッチンに向かった5歳の娘が、ゴミ箱からスーパーの総菜容器を発見してしまいました。無邪気な娘が放った痛快なひと言に、一瞬にして凍りつく空気。すると義母は……。

ゴミ箱を見た娘の発言に、義母の返答は

義母は昔から「家族の健康を考えるなら、何でも手作りが一番」という考えの人でした。私にもよく「市販品ばかりだと子どもがかわいそうよ」と言い、「手抜き料理は子どもへの愛情が足りない」というのが口ぐせのようになっていたのです。そんな義母は、娘にも「ばあばは、〇〇ちゃんのためにできるだけ手作りしているのよ」とよく話していました。娘も、義母の料理を食べるたびに「ばあばの手作りだね」と、うれしそうにしていたものです。


ある日、義母の家で夕食をごちそうになることになりました。「今日は〇〇ちゃんのために頑張って作ったのよ」と、義母は何品もの料理を並べてくれました。どれもおいしく、当時5歳だった娘も大喜びでした。


食事のあと、片付けを手伝おうとキッチンへ向かったときのことです。私より先に走っていった娘が、ふとゴミ箱のそばで立ち止まりました。そこには、スーパーで販売されている総菜の容器がいくつか入っていたのです。


娘は悪気なく、明るい声で義母に言いました。


「ばあばもスーパーでおかず買うんだね! 今日のごはん、すごくおいしかった!」


その場の空気が、一瞬止まったように感じました。義母は少し顔を赤らめ、気まずそうな表情を浮かべました。


「今日は作る時間が足りなくて……少しだけお総菜を使ったの」


市販品を使うこと自体が悪いとは思いません。ただ、普段から「手抜き料理は愛情が足りない」と言われていたことを思い出し、私は少しモヤモヤしてしまいました。


私は少し迷いましたが、正直な気持ちを伝えることにしました。


「どれも本当においしかったです。娘もとても喜んでいました。準備してくださって、ありがとうございました」


義母は少し黙ったあと、「そうね……忙しいときは、少し頼ってもいいわよね」と、気まずそうに笑いました。


それ以来、義母から「市販品ばかりだとかわいそう」と言われることは、ほとんどなくなりました。今回のことで、手作りかどうかよりも、相手を思って用意する気持ちのほうが大切なのだと改めて感じました。私自身も、家事や料理のやり方を一方的に決めつけないようにしたいと思っています。



著者:佐藤美咲/40代女性/子どもの成長を見守りながら、料理や収納を工夫することが好きです。趣味はカフェ巡りとドラマ鑑賞です。

イラスト:はたこ

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年7月)

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