
昔から漫画を描くことが好きな藤やすふみ(@y_asufumi100)さんは、X(旧:Twitter)や投稿サイトにて「都市伝説に求める女」を投稿。主人公のかごめが数々の都市伝説に遭遇するという短編漫画で、こっくりさんなどの有名な話だけでなく、マイナーな都市伝説も登場する。今回は「メリーさんの電話」を紹介するとともに、著者から読者の方々へ向けたメッセージをお届けする。
■まさかのメリーさんが追い詰められていく展開!?



藤やすふみさんが描いた短編漫画「都市伝説に求める女」は、ホラー作品の“お約束”を巧みに利用しながら、単なる恐怖ではなく笑いへと着地させた、SNS上で反響の大きかった作品だ。主人公のかごめが数々の都市伝説に遭遇する本作。なかでも有名な「メリーさんの電話」を題材にしたエピソードでは、公衆電話から「あたしメリーさん。今郵便局の近くにいるの」と着信が入る。「はーい、了解です」とマイペースに応答するかごめに、メリーさんは徐々に距離を詰めていくが、心霊現象を思わせる緊迫した導入から、誰もが想像しなかった結末への急転換が話題を集めている。王道ホラーを知っているほど驚かされるラストが、本作の大きな魅力となっている。
昔から漫画を描くことが好きだったという作者の藤さん。作品のテーマとなる都市伝説について尋ねると、「この世は嘘に満ち溢れています。学校の先生だって間違った情報を教えることもあります。でも、その嘘がおもしろいからこそ都市伝説はやめられませんよね」と、都市伝説が持つ魅力と創作への意欲を語ってくれた。誰もが知る話をあえて裏切るような展開にする藤さんならではのユーモアと発想力が表現されている。
捨てられた恨みを晴らそうとするメリーさんだったが、かごめが「今あなたの後ろにいるよ」と逆にメリーさんに迫る、まさかの立場逆転劇で幕を閉じる。不気味なのに怖くない、緊張感があるのに最後は笑ってしまう。そんな新しい感覚を楽しませてくれる本作。都市伝説好きはもちろん、そうでない読者にもぜひ楽しんでほしい作品だ。
取材協力:藤やすふみ(@y_asufumi100)
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