
「人間は、ネコ族のお世話をするために、生まれたのか?」ネコ目線の鋭いツッコミが人気のキジネコ様(@Motidukineko)は、12.9万フォロワー(2025年5月31日時点)を誇るネコ好きにはたまらないアカウントだ。活発な性格で決して触ることはできないキジネコ様が発信する投稿に、人間側がひれ伏すという異色の会話劇がおもしろい。今回は、作者のうぐいす歌子さんに話を聞いた。
■ネコ目線の鋭いツッコミが大人気!誕生のきっかけ

うぐいす歌子さんがネコ漫画を始めたきっかけは意外なものだった。「もともとXの別アカウントで『2士ペン君』という漫画を3年ほど描いていたのですが、仕事の息抜きに何も考えずに描いたネコの漫画のほうが人気が出てしまい、アカウントを分けました」と語る。

とくに大きな反響を呼び10万いいねがついたのが「初めてのお留守番。」という作品だ。飼い主が出かけて6時間が経過し、クロネコ様は一点を見つめて「許せないので、ウンコしてやろうかな」とつぶやく。さらに欄外には「布団にな…」という恐ろしい一文が書かれている。
■「布団だけはご勘弁を!」読者から悲鳴が殺到

読者からは「ネコの目が笑ってない!」との指摘が相次ぎ、「なる早で帰るからゆるして!」「何とぞ、布団だけはご勘弁を!」と多くの悲鳴が寄せられた。ネコ様を怒らせると深刻な被害が出ると、経験者たちも大きく共感している。

またトイレを片付けている飼い主を「人間…おまえ…、またネコのうんこ盗んでいるのか」と見つめるキジネコ様。ツンとデレを器用に使い分ける姿に、人間は簡単にほだされてしまうのだ。
■勝手にしゃべり出すネコ様と、こだわりの細密描写

ネコ目線で描く理由について「ネコを描く練習をしていたら自然と勝手にしゃべっていました。ネコが…」と、うぐいす歌子さん自身もすっかりネコの魅力に沼っている様子。普段のデジタル作業のほか、アナログでは筆と墨を使うこともあるという。「もともと日本画をやっていたので細密描写をしがちなのですが、これは漫画なので『描きすぎないように』と意識しています」と、独自のこだわりを明かしてくれた。
「キジネコ様」は70ページの描き下ろしを加えた書籍『今日もネコ様の圧が強い』として発売され、3カ月で5万部を突破。「今月末に『うぐいす歌子の御ねこ日記(玄光社)』が発売です。こちらもよろしくお願いいたします」と語るうぐいす歌子さん。今後の活動からも目が離せない。
取材協力:うぐいす歌子(@Motidukineko)
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