【銀座のシンボルが目の前に!】あのSEIKO時計塔で実験ができちゃう「わくわく時計教室 日時計編」

つくった日時計、いざ実験! 銀座の時計塔屋上で“時”は読めるのか?

完成したオリジナル日時計を試す舞台は、ミュージアムから徒歩約3分の「セイコーハウス」屋上。銀座のシンボル・時計塔を間近に望む“セイコースカイガーデン”です。普段は立ち入れない、特別な空間にワクワクが止まりません。

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エレベーターで上階まで進んだら、赤じゅうたんの敷かれた階段を一歩ずつ踏みしめながら屋上へ。

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息子も目を輝かせて、弾むような足取りで階段をのぼっていきます。
そして、ついに‼

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いつも地上から見上げていた憧れの時計塔が、目の前に堂々と姿を現しました。「わぁ……!」と息子と顔を見合わせて胸がじんわり。親子で共有した静かな感動のひとときでした。

こちらの時計塔では、毎日8時から24時までの毎正時に鐘の音が街に響き渡ります。

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今回は、その中でも正午の鐘の音を親子で目の前で聞くという、ちょっと特別な体験ができました。ただ時間を知るだけじゃない、“今この瞬間を参加者全員でいっしょに感じる”──そんな静かな感動がそこにありました。

そして、お待ちかねの手づくり日時計の実験へ。

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鉛筆を真北に合わせてテーブルに水平に置くと、影の差す位置が時刻を教えてくれるしくみです。「さて、ちゃんと読めるかな……?」と期待を込めて見つめるも、空はあいにくの曇り模様。影は現れず、時刻は読み取れません。

それでも諦めず、しばらく待って再チャレンジ。

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雲の切れ間から光が差し込むと、鉛筆の影がくっきりと現れ、無事に時刻を読み取ることができました。

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影の動きで時間がわかることに、息子も驚きの表情。「昔の人って、ほんとに天才すぎ……」と感動していました。

手づくり日時計の実験が終わると、【セイコー】が独自に開発した「かげぼうし型」や「コマ型」の日時計の体験もできました。
「かげぼうし型日時計」は、自分の影を使って時間を知るという、なんともユニークなしくみ。まるで自分自身が“時計”になったような気分になれます!

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太陽の光に合わせて地面に落ちる影の位置から時刻を読み取る「かげぼうし型日時計」

見た目はまるでクルクル回るコマのような、その名も「コマ型日時計」。地球の赤道面と平行になるようにつくられていて、太陽の動きに合わせて中心の棒が影を落とし、その影が文字盤に時刻を示してくれるしくみです。

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セイコーのコマ型日時計は、角度や文字盤の向きが調整でき、地球上のどこでもその地の時間を示すことができる

日時計の種類やしくみを実際に体験する時間は、発見の連続!太陽と影の関係に「なるほど!」と親子でうなずきながら、自然のしくみにふれる楽しさと学びの深さを感じる、心に残るひとときになりました。

まとめ

今回のイベントに参加して感じたのは、「本物にふれるって、やっぱりすごい!」ということ。
【セイコー】が開発したオリジナルの型紙を使って、自分だけの日時計を手づくり。さらに、銀座の時計塔を望む空間で、太陽の光を使って実際に時間を読んでみるというリアルな検証までできる、特別な体験でした。

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自分の手でつくったものが、ちゃんと機能する喜び。そして、何千年も前の人たちの知恵とつながっているような不思議な感覚。親子で“時”を旅するような、心に残る贅沢なひとときでした。
体験後、参加した子どもたちの質問が止まらなかったのも、“本物”にふれたからこそ。好奇心がどんどん広がって、学びが深まっていくのを感じました。

イベント終了後には、事前予約制のセイコーミュージアム 銀座を自由に見学できるのもうれしい特典。地下1階には、ウサイン・ボルトが男子100メートル走の世界記録を打ち立てた瞬間を捉えたパネルが展示されており、“時”の重みと、圧倒的なスピードの迫力を肌で感じることができますよ。

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男子100メートル走の世界記録「9秒58」を刻むパネル

【セイコー】の時育プログラムは、今回体験した「時計」だけでなく、「スポーツ」「音楽」「環境」など、さまざまなジャンルがあるそうです。どれも子どもの“今”を育む素敵なテーマばかり。
いつか息子といっしょに全ジャンルを制覇できたら……そんな夢がふくらみます。

(文・撮影:あゆーや/アソンデミエータ)

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あゆーや/アソンデミエータこの記事の執筆者あゆーや/アソンデミエータ10歳男の子のママ。書籍編集者時代の自らのさまざまな体験を通して、実体験こそが一生の財産になると考え、息子にも新たな体験をさせようとお出かけする日々。そのなかでも、実際に息子が喜んだお出かけ先や体験スポット、工場見学などの情報を発信しています。
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