
内田有紀と寺西拓人がW主演を務めるドラマ「ラストノート」(毎週木曜夜10:00-10:54、フジテレビ系/FODほかにて配信)の第5話が、8月6日に放送された。葵(内田)への想いが募る一方で過去の罪と向き合う澄晴(寺西)や、優子(坂井真紀)が2人を呼び出す緊迫のシーンが描かれた。(※以下、ストーリーのネタバレを含みます)
■歳の差男女が織りなす純愛物語
本作は、環境も積み重ねてきた人生も全く違う、交わるはずのなかった年の差の男女が、静かに惹かれ合い、やがて人生で最も激しい恋へと導かれていく姿を描いた大人の純愛ストーリー。
タイトルの「ラストノート」は、時間ごとに変化していく香水の“最後の香り”を表す言葉。つけた瞬間の第一印象となる“トップノート”、香水のメインの香りとなる“ミドルノート”、そして香水の最後の香りで、肌と溶け合うことでその人だけの香りを残す“ラストノート”。本作は、そんな香水の最後に残る特別な余韻“ラストノート”のように、今まで心にしまっていたはずの思いが静かに香る純愛が描かれている。
■葵が澄晴に打ち明けた過去…「花の香り」を失った理由
葵は、澄晴といる時に再び花の香りを感じる。「どうしてあなたといる時だけ香りがするんだろ?」とつぶやく葵に、事情を尋ねる澄晴。葵は10年以上前から花の香りが分からなくなったと打ち明け、そのいきさつを語り始める。調香師として自社ブランド開発を任されたものの、重圧に押しつぶされ花の香りがわからなくなり、プロジェクトを頓挫させた罪悪感を抱えていたのだ。話を聞いた澄晴は、葵が花の香りを取り戻せるよう協力すると申し出る。
日々の疲れから、葵の家でそのまま寝落ちしてしまった澄晴。葵は高鳴る胸の鼓動で眠れない夜を過ごした。葵への気持ちを抑えられなくなった澄晴は、莉奈(桜井日奈子)に別れを告げ、自らの人生を縛り続けてきた父・眞澄(佐々木蔵之介)に対ても絶縁宣言。
葛藤に終止符を打ち、新たな一歩を踏み出す澄晴だったが、莉奈に思いを寄せる親友の龍太(草川拓弥)は苛立ちを募らせていた。さらに龍太は、澄晴がかつて勤めていた詐欺まがいの会社でノルマ達成を迫られ、ペナルティに関する契約書を書かされていた。

■「地獄の食卓」の恐怖…澄晴に恋する優子の企み
澄晴と葵の密会を疑う優子は、2人を別々の口実で自宅へ呼び出す。襖の隙間から不穏な視線で2人の会話に耳をそばだてると、さらに2人を同じ食卓につかせ、互いの気持ちを探るような異様な空間を作り上げた。
澄晴が去った後、優子は葵に「私、すばるくんのことが好き」「親友なら分かってくれるよね」と訴えかける。親友を大切に思う葵は、あまりの言葉に固まってしまう。
そして優子は、葵の元夫・奥田(徳井義実)に情報を送り、「誰も幸せになんない。止めてあげないと。親友だもの」と狂気の表情を浮かべるのだった。

■過去の罪と向き合う澄晴と、自分の気持ちに気づく葵
一方、葵は莉奈と再会する。好きな人に振られたと涙を流す莉奈の「恋しているって認めるのが怖かった」という言葉に背中を押され、葵は澄晴への自分の本当の気持ちを自覚し始める。
その頃、澄晴は配達のアルバイト中、かつて勤めていた会社で龍太が女性客を恐喝しサインさせようとしている現場に行き合わせ、止めに入る。その時上司が現れ、「あなたが口説き落としたお客様たち今頃どうしているんでしょうね…まだ落ちたままだったりして。身綺麗になったつもりになってんじゃねえぞ偽善者が」と冷酷な言葉を投げかける。
やってきたことは消すことができない、こんな自分が葵を好きになる資格なんかないと苦悩する澄晴は、突然葵の家を訪れる。手元の金を葵へ渡し、その足で自らの行為を警察へ申告するが、逮捕は難しいと告げられてしまう。

■ピオニーの絵の前での告白…13年の時を超えて繋がる運命
連絡が取れなくなった澄晴を心配し、2人が出会ったピオニーの絵の前へ駆け付けた葵。そこには呆然と佇む澄晴がいた。溢れる想いを抑えきれなくなった澄晴は、自分がその絵の作者であることを明かし、「好きです、葵さんのことが…」と告白。
その瞬間、葵の脳裏に蘇ったのは、13年前、絵の前でピオニーの花を拾ってくれた高校時代の澄晴の姿だった。夢を失う前から引き寄せられていた2人の運命的な記憶が繋がり、切なくも深く惹かれ合っていくのだった。
■澄晴の涙の告白に反響の一方で、優子の狂気に「怖すぎ!」の声
13年前の記憶が蘇り、2人の運命的な出会いが描かれた今回。SNSには「澄晴くんの切実な告白に涙が出た」「ピオニーの絵が澄晴くんの絵だとわかるシーン、葵さんに感情移入しすぎてドキドキが止まらなかった」「2人が結ばれて欲しい…」と感動の反響が寄せられた。
一方、毎回怪演が話題になる坂井演じる優子には、「襖から見てる優子さん怖すぎ!」「優子が奥田さんや龍太と絡み始めてるのが恐怖」「悪気のない感じが余計に怖い」と恐れをなす声が集まっている。
◆文=ザテレビジョンドラマ部

