
早乃あかり(@akari238ffm)さんは、ブログで『娘のADHD疑惑・検査診断していない理由』を連載中だ。本作は自身の子育ての実体験をもとに描かれ、娘・サユミの特性から「ADHDなのでは」と疑い始めたエピソードがつづられている。今回は本作の魅力と当時の心境について、著者に話を聞いた。



※本作は著者の闘病体験を描いたコミックエッセイです。紹介している病状や治療の経過には個人差があり、医学的な見解を代弁するものではありません。気がかりな症状がある場合は、必ず専門の医療機関にご相談ください。
■娘のADHD疑惑と、担任教師との面談
検査には学校からの調査書類が必要だったため、面談で担任へ相談した早乃さん。しかし、「本気で言ってるんですか」と驚かれ、封をしない状態の書類を渡されたことで「考えすぎだ」と突きつけられているように感じたという。
当時の様子について早乃さんは、「基本的には、明るく楽しそうな様子は学校でも家でも変わりませんでした。いわゆる『外ではしっかり者、家では気が抜ける』タイプだったと思います」と振り返る。家では手伝いもせずゲーム三昧だったが、学校ではやるべきことをこなし、人をまとめる力もあった。
■検査結果を経て気づいた「親の本音」
検査当日、成績がよい娘は診断されないと確信したとき、「本当は診断されたくない」「サユミを発達障害にしたくない」という奥底にある本音に気づく。WISC(知能検査)の結果は予想通り「何も問題ありません」で、ADHDではないとされた以上、再び「ゴミを放り出しておかないで」と注意する日常に戻った。
当時の心境を「6〜7年前の当時は『ホッとした』という気持ちが一番でした。今振り返ると、私自身の中に発達障害に対する偏見が少なからずあったのだと思います」と明かす。しかし、診断がどうであれ娘であることに変わりはない。その後、発達特性について学ぶなかで、「サユミにはADHDの気質があるのかもしれない」と自然に受け止められるようになったと語った。
取材協力:早乃あかり(@akari238ffm)
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