
知り合いの保護団体から「放浪犬を一時的に預かってほしい」と依頼を受けたヨシモフ郎(@yosimofurou)さん。役場で保護されたその犬は「すごく吠えるし、噛む」と言われ、防護用の革手袋を勧められるほどで、殺処分の可能性も示唆されていた。




部屋へ入ると、ケージは壊され、床や扉には血痕が残っていた。暗闇で低くうなり続ける犬の痩せ細った姿に、ヨシモフ郎さんは座り込み、ゆっくりと手を差し伸べる。警戒心をあらわにしていた「茶々」は、少しずつ距離を縮めていった。
■狂暴な犬が見せた本当の姿
過去に犬6頭、猫13頭ほどを保護した経験を持つヨシモフ郎さんは、「以前からご縁のある保護団体さんから『数日でいいから預かってほしい』と連絡がありました」と振り返る。
茶々との初対面の印象については、「牙むき出しで声も大きかったので普通に『怖いな』『噛まれたらイヤだな』と思いました」と語る一方、「挨拶してみたら、ただ怖くてどうしたらいいのかわからなかっただけ。想像以上にちょろかったです」と笑う。
さらに、「『絶対人間に飼われてた子だな』とも感じました。吠えていたけど、本当は人間に甘えたくて、助けてほしくて仕方なかったんだなと思いました」と当時の思いを明かした。
■保護活動への思いと未来へのバトン
犬の保護については、「お金も手間もかかるので正直面倒なのですが、自分に余裕があるときは無理のない範囲でできることができたらいいなと思っています。普段から活動されている方には深い尊敬の念を抱いていますし、そのお手伝いが少しでもできればうれしいです」と語る。
本作については、「保護犬が新しい家族を見つけるまでにどう過ごしているのか、意外と知らない人も多いのかなと思い描きました。たくさんある家族の中のたった1つのご縁の話ですが、読んでいただければ幸いです」とコメントした。
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