
日本のディズニープラス初のオリジナルバラエティー番組「THE ONE SHOT」(全8話)が、8月12日(水)より毎週2話ずつ全世界独占配信される(※一部地域を除く)。配信開始を前に、8月10日に都内でワールドプレミアが行われ、エグゼクティブプロデューサーの千鳥・大悟と、挑戦者として番組に参加した堀内健(ネプチューン)、秋山竜次(ロバート)、後藤淳平(ジャルジャル)、天竺川原、国崎和也(ランジャタイ)が登壇した。
■大悟「ショートムービー的なものが素晴らし過ぎて…」
同番組では「作品の中に渾身の“1ボケ=ONE SHOT”を入れる」というシンプルなルールの下、それぞれが本気でショートフィルムを制作し、初代王者の称号“GOLDEN ONE SHOT”を懸けてしのぎを削る、新たな“お笑いプロデュースバトル”。今回登壇した堀内、秋山、後藤、川原、国崎に加え、又吉直樹(ピース)、山内健司(かまいたち)、じろう(シソンヌ)が参戦する。
エグゼクティブプロデューサーの大悟は「僕自身、10代20代の頃はとんでもない一発のデカいボケをやりたいって思ってたんです。でも漫才の大会やテレビって、小ボケを入れないと番組で使ってもらえない。芸人って本来デカいボケを一発やりたい生き物なんで、そのもどかしさを取っ払って、ぜいたくに作ってみたらどうなるか?を見たかったです」と、企画に込めた思いを語った。
「1回の渾身のボケのために、どのようなフリを作るか、どんな物語ならそのボケが生きてくるのかという対決です」という企画趣旨だが、挑戦者たちの作品の出来栄えには「意外とちゃんとした物語、ショートムービー的なものが素晴らし過ぎて、『ボケろ!』と思ってたのに後半『ボケるな』と思うくらいで。もうこのまま終わってくれと思うくらい素晴らしい映像もありました」と感想を明かす。
続けて「これをきっかけに監督の話がくるんじゃないかという人間もいたし、こないだろうという人間もいました」と、とぼけてみせた。
■人選は「“この人のここには勝てないな”と思う芸人たちを…」
8人のキャスティングについて、大悟は「ワシが“この人のここには勝てないな”と思う芸人たちを集めた」と話し、「秋山には、ルールを説明するのにいろいろもめたというか(笑)。これは1回のボケなのか?とか。ボケって難しくて、ずーっとボケてるのも1個のボケなのかな?とか」と、芸人ごとのボケのこだわりもほのめかした。
そして挑戦者の国崎、川原、後藤、秋山、堀内が順に登壇すると、思い思いにボケを連発して大悟を翻弄(ほんろう)していく。大悟もその度に「もう何もせんでええぞ!」「拍手せんでええから」「次からもうこの音(登場のSE)流さんでええぞ」と笑いに昇華させて盛り上げる。堀内に至っては片足の靴を脱ぎ、犬のようなポーズで四つん這いのまま花道からステージに駆け上がって大悟の前でギャグを飛ばしていた。
その後のトークセッションでも、大悟を翻弄するやりとりが続いた。川原は、ディズニープラス作品でオファーをもらった思いを「オファーがくる前が懐かしいです。前の自分に会えるとしたら、軽蔑したいです」とボケる。
堀内は「ディズニーさんから仕事が来るとは思わなかったのですごくうれしかったです」と語り、その場で歌いだす一幕も。激しいボケの数々に大悟もタジタジになり、思わず「もう笑うな!」と再び叫ぶと会場は爆笑に包まれた。
「次回作のテーマ」というトークテーマでも芸人らしいアドリブが続出。川原がフリップを使ったギャグを飛ばし、堀内は「電気風呂のヒーロー」、後藤は「ライブ当日に風邪をひくシンガーソングライター」、国崎は「タイトルは『パッチギ!』で、内容は『塔の上のラプンツェル』」と、予測不能なネタばかり飛び出した。
終了時間が迫り、大悟は「今日は、このメンバーは本当に力の半分も出せませんでした。でも作品自体は適当には作っていません。本当に素晴らしいものになっています。今日のこのイベントは一度全員忘れていただいて(笑)、配信される本編をぜひご覧ください」とアピール。
それでもなお国崎が「力の半分も出してない、ってどういうことですか? みんな全力でやりましたよ」と食い下がるなど、終始笑いの絶えないカオスなイベントになった。
◆取材・文=大宮高史

