
これでもかと嫁をイビリまくる毒義母に、一見優しそうだがドケチで超自己中な夫。そのリアルすぎるストーリーが話題を呼んだ漫画『義母クエスト』。それらのエピソードがさらにパワーアップし、漫画『義母クエストリターンズ ~ヤバすぎる義母との負けられない30年戦争~』として帰ってきた。
前作に引き続き、Ameba公式トップブロガー・かづ(@kadu0614)さんの実体験に基づいた物語だ。今回は、壮絶な人生を生き抜いてきた原案者のかづさんと、迫力ある作画でストーリーの魅力を引き出している漫画担当の赤星たみこ(@tamikong)さんに話を聞いた。
■幸せな結婚生活は束の間…義母の嫁イビリがスタート
2人の息子が独立し、現在は夫と猫と穏やかで満ち足りた生活を送る還暦を迎えた主婦のかづさん。しかしこの幸せな生活を手に入れるまでには、壮絶な闘いの日々があった。
看護学生だったかづさんは、病院実習中に出会った秋彦から好意を寄せられ、すぐに結婚を決意。しかし幸せな結婚生活を夢見たのも束の間、結婚直後から義母によるまさかの嫁イビリがスタートした。嫁いだ娘の様子がおかしいことに気づいたかづさんの父は、夫・秋彦に圧をかける。
■「ええ加減にせぇ!」無関心な夫に下された父の喝

作中で父が秋彦に釘をさすシーンについて、かづさんは当時の状況をこう語る。
「夫は『親と縁を切る。養子に入ってもいい』と言っていたくせに、義母が散々口出ししてくることには全くの無関心でした。それを見かねた父が『お前勘違いしてないか?かづにはワシらがおるんや!調子に乗るのもええ加減にせぇ!』と圧をかけたんです」。前作でも描かれているが、かづさんの両親が家に来た際、秋彦は両親の目の前で走って逃げ出したという。
かづさんの父は、工務店を経営し、町内のさまざまな役員を務める頼りになる人気者だった。「父は映画スターのような色男で、近所で喧嘩があると『よっしゃ!待っとれ!今行く!』と飛び出して行くような人でした。私が柔道を始めたときも『素手で戦える!』と目を輝かせる、気風のいい人物だったんです」と振り返る。
そんなかっこいい父を作画するうえで、赤星さんは「かづさんから『田宮二郎さんに似ていた』と聞いていたので、そのイメージで描きました。ハンサムでかっこいいお父さんで、エピソードの端々に出てくる言葉も魅力的ですよね」と明かす。
■夫婦関係は「感謝してのばす」5年がかりの夫育て術

本作では夫婦の在り方についても考えさせられる。赤星さんに夫婦円満の秘訣を聞くと「1つのタスクをやってもらうのに3〜5年はかけるつもりで、『感謝してのばす!』という風にやってきました」と語る。
相手が少しでも家事をやってくれたら、まずは感謝を伝えることが重要だという。「大人は自分のやり方が染みついているので、新たなやり方を教えるのは本当に大変です。自分の望みの0.001%しかやっていなくても、とりあえずほめて感謝する。それを5年かけて続けるつもりでやると、今では望み通りの家事をやってくれるようになりました」
壮絶な状況に立ち向かうかづさんの行動力と人間力、さらにそれを臨場感あふれる絵や展開で表現している赤星さんの漫画。2人の強力なタッグにより、読み応え抜群の漫画となっている『義母クエストリターンズ』。まだの人は、ぜひ読んでみてほしい。
取材協力・画像提供:かづ(@kadu0614) 赤星たみこ(@tamikong)
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