■「俺の方が経験あるからさ」が口癖。自分より仕事ができる女は気に入らない?

入社2週間でいじめのターゲットになった辰ノさん(『正社員で入社した会社を半年でやめたら感謝された件』参照)。今回は、再就職した職場であった話を描く。「とにかく色々な意味で濃い会社だったので、いつか何かしらの形で発信したいと思っていました(笑)」と、辰ノさん。

転職先は、建築系の下請け会社。採用はとんとん拍子に決まり、出産間近で退職する社員さんから引継ぎを受ける。繫忙期になると家族経営の社員だけでは回せなくなるため、10人程度のバイトが入った。そこにクセ強い村瀬という男性がいた。彼は「マニュアルがあれば説明はいらない、自分は経験があるんで」と初日からクセ強を発揮。ヘルプのなかでは一番の古株で仕事も早く、指示も少なくてよいため、会社としてはありがたい存在だった。しかし、ミスや修正を依頼すると「俺は悪くない!そんな大事なことなら先にいっとけ!お前が悪いんだから直せよ」と、激怒するなど性格に難があった。

繫忙期が終わり、辰ノさんはバイトから社員へ雇用が決まる。少ない社員で会社を回すのが厳しくなったころ、なんと村瀬が社員に雇用された。彼は「俺の方が経験あるからさ」と、常に辰ノさんを見下した。しかし、先方からは「ミスが多く、意思の疎通ができないから担当を変えたい」と連絡が入る。辰ノさんが事実確認をするためメールのやり取りを確認すると、村瀬は都合の悪いデータをUSBに移し、証拠隠滅を図っていた。

以降、担当が辰ノさんに代わると無視するように。このような癖のある性格が注意されないのは、彼は社長の従兄弟だからだった。制作する上でこだわったところを聞くと、「気を付けたところは、やはり実話なので身バレしないように、村瀬さんのビジュアルには気を遣いました。実在の方とは眼鏡をしているくらいしか共通点はありませんが、キャラクターのイメージを重視してデザインを考えました」と話す。

一番大きなトラブルは、辰ノさんが請け負っている業者から「採寸データが違う。全部作り直し」とクレームが入ったこと。村瀬はいやがらせに辰ノさんが請け負っているデータを改ざんし、トラブルを起こした。村瀬がやった証拠を社長に突き付けたものの、信じてもらえず辰ノさんは退職する道を選ぶ。「連載時に『仕事がデキる人は何処からも引く手数多よ』とコメントでいただいていて、心身ともにボロボロだった当時の私が救われたような気持ちになりました!読んでくださる方々には本当に日々感謝しています。」と、辰ノさん。辰ノさんへの妬みで、取引先まで巻き込む大きなトラブルを起こした村瀬。彼のその後にも注目したい。

辰ノさんはこのほか、夫婦関係・子育て・仕事・人間関係など、実際のエピソードをもとに、日常にある「共感できる体験談」や「ちょっとスカッとする話」を漫画にしています!また、夫との私生活を絵日記で綴っている『うちのダンナがかわいすぎるっ!』というブログも運営しております。読者さんからの体験談も募集していますので、よかったら遊びに来てくださいね!」興味のある方は、ぜひブログへ足を運んでほしい。
取材協力:辰ノたむ(@tatsuno_tamu)
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