
群馬と新潟の県境に位置する「谷川岳」!首都圏からのアクセスも便利で、気軽に日帰り登山が楽しめる百名山としても人気です。今回はロープウェイを利用した人気の定番コースについて紹介していきます。
谷川岳って、どんな山?
谷川岳は群馬県利根郡みなかみ町と、新潟県南魚沼郡湯沢町の県境に位置する山です。

トマの耳(標高1,963m)とオキの耳(標高1,977m)の二つの頂きを有する双耳峰で、日本百名山に選定されています。

首都圏からのアクセスが良く、ロープウェイやリフトもあり、日帰り登山や気軽に絶景を楽しめる山として人気です。
【スポット情報】谷川岳ロープウェイ利用!日本百名山・谷川岳を登ろう!
谷川岳を登るコースはいくつかありますが、今回はロープウェイを利用した定番の「谷川岳山頂登山コース」についてご紹介します。
コースの詳細は下記の通りです。
①谷川岳ロープウェイ→②登山入口→③天神峠分岐→④熊穴沢避難小屋→⑤天狗の溜まり場→⑥肩の小屋→⑦トマの耳→⑧オキの耳→⑨下山(標準コースタイム4時間55分/距離約6.4km/標高差771m)
①谷川岳ロープウェイ
谷川岳ロープウェイは常時約2,3分間隔で発車しています。

標高746mの土合口駅から標高1,500mの天神平駅までは片道約10分。

天神平には谷川岳ヨッホの施設があり、カフェやハンモック、虹さんぽロードなど、登山以外の過ごし方も充実しています。
【スポット情報】谷川岳ロープウェイ 【スポット情報】谷川岳 天神平②登山入口
登山入口は天神平駅を出て右手に歩いて行くとあります。

リフトを利用したルートもありますが、今回は天神平から歩いて登っていきます。
③天神峠分岐
木道や岩の道を歩いて行くと、天神平から約600mで天神峠の分岐につきます。

登山初心者コースの分岐でもあり、リフト利用のルートとの合流点でもあります。

ここからロープや木の階段、鎖場など本格的な谷川岳の登山道となっていくので、注意して進んでいきましょう!
④熊穴沢避難小屋
歩き始めて1時間弱で熊穴沢避難小屋に到着!

無人の避難小屋で中にはベンチなどがあり、最初の休憩ポイントにおすすめです。

熊穴沢避難小屋を過ぎると急な登りが始まるので、しっかりと休憩していって下さいね♪
【スポット情報】熊穴沢避難小屋⑤天狗の溜まり場
急な岩場やクサリ場を登っていくと、天狗の留まり場という展望の良い岩場が出てきます。

お天気がいい日には眼下に天神平が広がって美しい稜線も見えるそうですが、この日は生憎の雨でした。

雨の日は特に滑りやすいので、岩場や木の階段など注意して登っていきましょう!
⑥肩の小屋
天狗の溜まり場から40分ほど歩いて行くと、次第に周囲はササの草原となっていき、木道を進みます。

肩の広場を過ぎ、木の階段を登っていくと肩の小屋に到着。

肩の小屋は冬期をのぞいて管理人さんが常駐していて、あたたかい食べ物やドリンク、登山バッチやTシャツなども販売されています。

肩の小屋まで来たらトマの耳はすぐ近く。ササの道を更に登っていきましょう!
【スポット情報】肩の小屋⑦トマの耳
肩の小屋から10分ほどで、双耳峰の最初のピークであるトマの耳に到着!

晴れていれば周囲にさえぎるものがない大展望が楽しめます。

小雨と霧という悪天候でしたが、トマの耳の山頂標識との記念撮影には長い列ができていました。

登山道でもところどころで渋滞がありましたが、紅葉シーズンは更に混雑するので計画を立てる際は注意が必要です。
【スポット情報】トマの耳⑧オキの耳
トマの耳の先に、双耳峰のもう一つのピークであるオキの耳があります。

トマの耳からオキの耳までは約20分で、岩がゴツゴツとした細い登山道を進んでいきます。

この間は高山植物の宝庫といわれています。山頂からの景色も素晴らしいと評判なので、堪能していってくださいね♪
【スポット情報】オキの耳⑨下山
下山はオキの耳からトマの耳へと戻り、更に来た道を戻ります。

下山時は登りよりも木道や岩場が滑りやすいので、慎重に下りましょう。

谷川岳ヨッホまで戻ったら、あとはロープウェイで再び土合口駅まで戻りましょう!
