キョウコさんは、仕事・家事・育児をこなす兼業主婦。夫・トモヤさん、保育園に通う息子・ヒロトくんとの3人で暮らしています。
トモヤさんは、人から頼まれると断れず、引き受けたことをキョウコさんに押し付ける無責任な性格。ある日、ダメ男好きの町会長の娘・アミさんに「好青年だと評判ですよ」と持ち上げられ、不倫関係に発展してしまいます。一方、職場では後輩・小寺さんに仕事を押し付けるなど、身勝手な振る舞いを続けていました。
キョウコさんが離婚を切り出すと、トモヤさんは育児ノイローゼだと決めつけ、義母との同居を強行。その後も反省するどころか、アミさんとの関係を疑われても動揺するばかりで、夫婦の話し合いは義母に遮られ、問題は解決しないままでした。
そんなある日、キョウコさんは仕事で出張することになり、トモヤさんに息子の保育園のお迎えを依頼します。
妻の留守中、義母と夫は息子に対して…













「夜には帰るけど、夕飯は間に合わないから」
キョウコさんが出張で帰りが遅くなる日、トモヤさんはヒロトくんの保育園の送迎を任されました。
トモヤさんは義母に丸投げするつもりでしたが、トモヤさんは、趣味のクラブ(という名の宗教活動)にのめりこむ義母から「予定がある」と断られると、「なんでキョウコがいるときに言わないんだ!」とふてくされます。
ヒロトくんがふと、義母に「パパとママって仲悪いの?」と聞いたところ義母は「不吉なこと言っちゃダメ!」と声を荒らげ、その後もスピリチュアルな発言を連発。
義母は続けて「ヒロトちゃんが瞑想を続ければすべてうまくいくの」とほほ笑み、「パパをお世話してあげてね」と言い残すと、自分は“特別な波動”を授かってくると言います。ヒロトくんはそんな義母に「いいこでまってるね」と困惑した様子で見送るのでした。
▼子どもは大人が思っている以上に、家庭の空気や親の言動を敏感に感じ取っています。だからこそ、夫婦の問題や大人の都合を子どもに背負わせるのではなく、安心して過ごせる環境を守ることが何より大切です。子どもの気持ちに寄り添い、「子どもには関係のない問題」として大人が責任を持って向き合いたいものですね。
次の話を読む → 著者:マンガ家・イラストレーター ネギマヨ
