
加藤清史郎が主演を務めるドラマ「スピナーベイト」(毎週火曜深夜1:45-2:15、フジテレビ系/FODほかにて配信※関東ローカル)の第7話が、8月11日に放送された。吉見(駿河太郎)の指示でハルオ(久獅)を川までおびき寄せる三井(加藤清史郎)の緊迫感あふれる駆け引きや、亀貝(吉村界人)が連続殺人犯を追う理由が明かされた。(※以下、ストーリーのネタバレを含みます)
■ヒエラルキーに縛られた少年たちの日常を描くクライム・サスペンス
本作は、漫画「セトウツミ」やアニメ「オッドタクシー」(2021年)のオリジナル脚本、ドラマ「シナントロープ」や「ホウセンカ」の原作・脚本、週刊ヤングジャンプにて連載中の漫画「カミキル-KAMI KILL-」(原作)などを手がけるクリエイター・此元和津也氏の同名漫画を原作にした青春クライム・サスペンス。
抱月北高校フィッシング部の実態は、“スピナーベイト”と名乗る恐喝まがいの自警団だった。強引に犯罪を取り締まり、稼いだポイントによって絶対服従の序列が決定する。そんな組織だと知らずに入部してしまった平凡な高校生・三井宏太は、いまだゼロポイントの序列最下位。
そんなある日、町で連続殺人事件が発生する。なりゆきで犯人を追うことになった三井は、事件の渦中に放り込まれていく。事件を境に“スピナーベイト”内の序列も変化し、人間関係がいびつに絡まっていく中、傍観していた三井は事件の核心に迫るにつれ、次第に当事者として現実に向き合うように。ヒエラルキーに縛られた少年たちの日常の裏で、巧妙に散りばめられた違和感が姿を現していく。

■川辺での緊迫の攻防…ハルオの背後に見え隠れする謎
ハルオに追われかけた三井は、英二に電話をかけ、亀貝の指示通り阿口川までハルオをおびき寄せることに。ハルオを捕らえる千載一遇の好機を前に、アリー(長田拓郎)と英二(仲野温)を先に阿口川へ向かわせた亀貝も、事務所を訪れていた吉見と共に後を追う。
次々と凶器を取り出し、笑いながら襲い掛かるハルオだったが、アリーの一撃を食らい、さらに亀貝に拳銃を向けられ観念する。
ハルオは上田(吉田晴登)の兄ではなく、復讐サイトを経由して代理で人を襲っていただけだった。魚のバッジをつけた高校生を襲うよう、何者かから指示を受けていたという。
アリーにハルオの監視を任せると、吉見は英二に対し「亀貝の決定的な弱点を教える代わりに、連続殺人犯を追っている理由を教えろ」と交換条件を持ちかける。

■交錯する思惑と、明かされる亀貝の真の目的
一方、覆面の下の素顔を三井に見られた内(萩原護)は部屋に引きこもっていた。「間違ってるとは思わないのか?」という三井の言葉に自問自答を繰り返しながらも、虐められた日々を思い出し、血のついたナイフを手に再び犯行へ及ぶ決意を固めるのだった。
その頃、三井は吉見に連れられ、亀貝組の事務所にいた。組員が納会で不在の隙を突き、スピナーベイトが集めた個人情報のリストを探し出そうとしていたのだ。吉見の狙いは、リストの中に殺された2人が入っているか確かめることだった。
吉見は、亀貝が執拗に連続殺人犯を追う理由について、拳銃を奪われたからだと明かす。警察のガサ入れ情報を得た亀貝は、焦って拳銃を土に埋めて隠した。しかしそのすぐ近くで第2の事件が発生。慌てて掘り返したものの拳銃はなく、代わりに血のついたブロックが出てきたという。もしその拳銃で事件を起こされれば組の仕業だと疑われるため、亀貝はなりふり構わず犯人を探し出そうとしていたのだ。
真相を知った三井と吉見は、ビデオテープの中に隠されていたリストをついに発見する。
同じ頃、内は再び通行人の男を襲おうとしていたが、突如現れた英二に制止され気絶してしまうのだった。

■ハルオの狂気と、明かされた動機に反響
三井がハルオをおびき寄せる緊迫のシーンには、視聴者から「三井くんもうダメだと思った…」「ハルオの狂気が怖すぎる!」「あの後ハルオはどうなったんだろう…」と恐怖の声が集まった。
一方、亀貝が執拗に連続殺人犯を追う真の理由が明らかになった展開には、「犯人というより拳銃を探していたのね」「亀貝さんの冷酷さが怖い…」「犯人は拳銃を持っているってことか…」と驚きや今後の考察を交えたコメントが寄せられている。

◆文=ザテレビジョンドラマ部

