子どもと一緒にスーパーで買い物をしていたときのことです。レジを終えたあと、私は袋詰め台で購入したものをレジ袋に入れ、子どもと一緒に店を出ようとしました。すると突然、後ろから女性の大きな声が聞こえたのです。
突然、疑われて動揺……!
「ちょっと! 私の買ったもの、とったでしょ!?」驚いて振り返ると、女性は私が持っていたレジ袋を指差していました。女性は「さっき袋詰め台に置いていた私の袋を持っていったでしょう」と、強い口調で言い始めました。もちろん、私にはまったく身に覚えがありません。
「これは私が買ったものです」と説明しましたが、女性はなかなか聞いてくれず、周囲のお客さんも何事かと集まり始めました。子どもも不安そうに私の手を握っていて、私まで怖くなってしまいました。
女性は店員さんを呼び、「私の買ったものを持っていかれたんです!」と訴えます。私は動揺しながらも、「確認していただいて大丈夫です」と答えるのが精いっぱいでした。
店員さんが確認すると?
店員さんが落ち着いた様子で袋詰め台の周辺を確認すると、女性が探していたレジ袋は、袋詰め台の端に置かれたままになっていました。どうやら女性は、自分で置いた場所を勘違いし、私のレジ袋を見て「持っていかれた」と思い込んでしまったようです。
女性は顔を真っ赤にして「すみません」と謝ってくれました。けれど私は、子どもの手を握ったまま、しばらく呆然としてしまいました。今回は店員さんが落ち着いて対応してくれたおかげで、トラブルが大きくならずに済み、本当にありがたかったです。
急いでいたり、焦っていたりすると、思い込みで行動してしまうことは誰にでもあると思います。けれど、確認しないまま相手を責める言葉をかけてしまうと、相手を深く傷つけたり、思わぬトラブルにつながったりすることもあるのだと感じました。
私自身も、何かおかしいと感じたときほど、まずは落ち着いて状況を確認してから言葉にするようにしたいと思います。
著者:増木 麻子/30代女性/5歳の女の子を育てる母。事務仕事をしています。趣味は旅行です。
イラスト:きりぷち
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年7月)

