
小川史記と瀬戸利樹がW主演を務めるドラマ「しもべの王子様」(毎週金曜夜11:00-11:30、TOKYO MXほか/FODにて配信)の第6話が8月7日に放送された。立木(藤林泰也)を睨みつける直也(小川)が描かれて鋭い表情に目を奪われた。Xでも、「立木を目力で黙らせる直也カッコいい」「立木は直也に睨まれたときに一瞬で何も言えなくなるの結構打たれ弱い(笑)」「立木と対峙する直也ほんっっっとにかっこいい」とコメントが寄せられた。(以下、作品のネタバレを含みます)
■10年越しの主従関係が織りなすラブストーリー
原作は累計200万DLを突破したたつもとみおによる人気BLコミック。かつて“王子様”のように君臨していた男と、彼に従い続けた“しもべ”。社会的立場が逆転した2人の、10年越しの主従関係が織りなすラブストーリーとなっている。
小川は社長令息・文武両道・校内ヒエラルキートップの直也を、瀬戸は直也から日常的にパシリにされていた陰キャ底辺の高明を熱演。情けなくも滑稽で、どこかいびつなまま途切れることのなかった関係。執着にも見えるほどの一途な思いと、プライドや劣等感の狭間でもがきながら、少しずつ変化していく2人の姿を描く。
■社会的立場が逆転しても高明は直也に献身的に尽くしていた
高校時代、校内ヒエラルキートップに君臨していた社長令息・五藤直也は、スクールカースト底辺で陰キャの佐藤高明を徹底的に従わせていた。命令されれば何でも聞く直也の「しもべ」だった高明は、10年後、ベンチャー企業社長として大成功。一方、直也は父親から受け継いだ会社の経営に失敗して無職に転落し、立場は完全に逆転していた。
それでも直也の呼び出しにはいつでも応じ、家事から体の関係まで、あらゆることを献身的に尽くす高明。直也は高明の未来を思って自ら離れようとするが、高明にとっての幸せは直也の望みをかなえることであった。
■不遜な態度に出る立木を直也は黙って睨み返す
高明のマンションを直也が訪れ、2人の関係は順調に進んでいた。
ある日、直也が帰宅すると、見覚えのある男が車から降りてきて「マジで直也なのか!」と手を広げて近づいてくる。かつて直也の取り巻きをしていた立木(藤林泰也)だった。
立木は「俺が会社に戻れるようにとりなしてやろうか。乗れよ」と直也の肩を抱き、直也は車に乗り込む。
立木も車の運転席に座り、「ひどいざまだ。まさに底辺の格好だな」と直也に悪態をつく。直也は構わず「それで?誰に言われてここに来た?」と言い、返事しない立木のほうに向き直って「聞こえなかったのか?誰の命令かって聞いてんだよ」と告げる。
立木はいきなり直也の頭の髪を掴んで「お前!態度に気をつけろ。俺に質問できる立場だと思ってんのか?昔と同じだと思ったら大間違いだ」と脅すように言うが、直也は変わらず静かに立木を見つめる。
立木は直也の頭をさらに押さえつけ「あの頃からムカついてたんだ。ただ社長の息子って立場に生まれただけのこの能無しが!」と叫ぶ。それでも直也は動じずに、目線を立木に戻して睨みつけると、立木は怖気づいたように直也から手を離して前に向き直る。
立木は取り繕って「まあ、いい。五藤建設の漏洩問題は知ってんだろ。セキュリティをあの眼鏡の会社が担当してたって聞いたときは驚いたよ。あいつ、途中で放り出したくせに、好条件で再契約を打診しても応じないらしい。お前の親父も表には出さないが、相当困ってるみたいだ」と話す。
立木はもう一度、直也のほうに向き「そこで、この俺が間に入って進めてやろうと思ってな」と笑いかけるが、直也は「へえ」と気のない返事をする。
なおも立木は上から目線で「ここで会ったのも何かの縁だ。ついでにお前のことも面倒みてやる。だからあまり生意気な口聞くな」と言い放つのだった。
立木を睨みつける直也からは気迫が感じられてかっこよくて痺れた。Xでも、「立木を目力で黙らせる直也カッコいい」「立木は直也に睨まれたときに一瞬で何も言えなくなるの結構打たれ弱い(笑)」「立木と対峙する直也ほんっっっとにかっこいい」とコメントが寄せられた。
◆構成・文=牧島史佳

