
仲里依紗が主演を務める現在放送中のドラマ「Tokyomiddle30」(毎週水曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)。本作は、地方都市から憧れの東京にやって来た3人の35歳の女性の今をリアルに描いている。バリキャリになるはずだったが専業主婦として暮らす佐倉麻紀を仲、ミュージシャンを夢見ていたが現在はアパレルの仕事に追われる山地遥をのん、子供がいる家庭に憧れていたが同棲中の恋人との結婚に踏み出せずにいる小学校教諭の永野菜子を深川麻衣が演じている。
■仲里依紗「未来は明るいと感じてもらうきっかけになれば」
――それぞれが演じる役柄にどんな印象をいだきましたか?
仲:麻紀は真面目で責任感が強い女性。お母さんで息子がいるのは私と同じだけど、それ以外は全く違うタイプ。家庭もですが、もっと自分の気持ちや夢も大事にしてほしいと思いました。
のん:遥のあまり深く考えずに突っ走ってしまうところが愛すべき魅力だと思います。遥は結構早い段階で夢に破れて違う仕事に就いているので、夢に向かって突っ走ってきた私とは違うなと思います。
深川:薫子は、いい環境で育てられたんだろうなという真面目さがありながら、意外とズバッと鋭いことを言うギャップがある女性。喜怒哀楽が激しくて分かりやすいところは自分とは違うなと感じます。
――35歳の3人の女性のリアルが描かれていますね。
仲:私は今年で37歳になるのですが、振り返ると35歳はいろいろなことを考えた年だった気がします。私自身はあまり気付いていなかったのですが、この年代だからこそ悩んでいる人はきっといて…。そんな方々にこの作品が未来は明るいと感じてもらうきっかけになればと思いました。
深川:私は今がちょうど35歳。20代とは違う悩みが生まれてくる年だと感じています。同じような悩みを抱えている人に、「こんな考え方もあるんだ」と心を軽くするお手伝いができればと思います。
のん:まだ35歳にはなっていないのですが、遥をはじめ3人それぞれが抱えている悩みや問題を興味深く感じました。描かれていることはリアルだと思います。
仲:それにしても高校生で思い描いていた35歳とは全然違う人生になっている(笑)。特に私は結婚というのがプランになかったので。
のん:私は30歳はもっと地に足の着いた大人になっていると想像していました。
深川:私も小学生のとき20歳くらいで結婚すると思っていました(笑)。自分が年齢を重ねてきたら早過ぎると思いますが、当時はもっと大人なイメージがあって。仕事もあの頃の自分が想像もしていなかったことをしているので、人生って面白いなと感じます。
■撮影中以外も親友のような関係に
――本作は3人のシーンも多いですがいかがですか?
仲:3人のシーンは楽しいです。
のん:セリフがとても面白いですよね。
仲:面白い!しかも1シーンが長い。会話のテンポを速めて、もっと見やすくしたいかな。
深川:現場は和やかで楽しいです。撮影の合間もたわいのないことを話せるので心地がいいです。
仲:私、最初みんなと同い年に見えるかなという不安が正直あって。だから前髪を切りました(笑)。
のん:仲さんは美しくてかっこいいです。深川さんは大人だけど少女のような清らかな感じがして。共演できるのが楽しみでした。
深川:私もです。そして、一緒にお芝居をしてお二人のことをより好きになりました。
◆取材・文=玉置晴子

