“定年60歳”の制度に反対!?エルフが労働組合に訴える「定年1000年延長」!!自由な発想とユーモアが光る注目作【作者インタビュー】

“定年60歳”の制度に反対!?エルフが労働組合に訴える「定年1000年延長」!!自由な発想とユーモアが光る注目作【作者インタビュー】

「もう少しで定年を迎える寿命数千年のエルフ」
「もう少しで定年を迎える寿命数千年のエルフ」 / 画像提供:酒井大輔

「ゴリせん ~パニックもので真っ先に死ぬタイプの体育教師」(講談社)で知られる漫画家の酒井大輔(@daisukesakai01)さん。X(旧:Twitter)の投稿作品が商業化し、ヤンマガWebで連載されたように、SNS上では個人制作作品も数多く発表している。

そんな酒井さんが2023年12月にX上に公開した個人制作作品が、「もう少しで定年を迎える寿命数千年のエルフ」だ。「続きはない。あるわけない。」と酒井さん自身がコメントしているものの、オチで明かされるパロディ全開の真タイトルや、悠久のときを生きるエルフのイメージとかけ離れた超現実的かつ型破りな主人公の行動など、笑えるポイントが満載で読者からは続きが気になると反響が集まる作品となっている。今回は作者の酒井大輔さんに、商業作品と個人制作での違いについてインタビューした。

■タイトルの真意に気づいた読者や組合関係者からの反響に喜び
「もう少しで定年を迎える寿命数千年のエルフ」01
「もう少しで定年を迎える寿命数千年のエルフ」01 / 画像提供:酒井大輔

「もう少しで定年を迎える寿命数千年のエルフ」02
「もう少しで定年を迎える寿命数千年のエルフ」02 / 画像提供:酒井大輔

「もう少しで定年を迎える寿命数千年のエルフ」03
「もう少しで定年を迎える寿命数千年のエルフ」03 / 画像提供:酒井大輔

長い時を生きるエルフならではの設定と、定年制度を組み合わせたギャグが話題を集めた本作「もう少しで定年を迎える寿命数千年のエルフ」。作者の酒井大輔さんは「制約の多い商業作品とは作り方が全然違い、この漫画は自由に作りたかったのでそういう意味では反映されているかもしれないです」と制作について振り返った。

読者からは多くのコメントが寄せられ、酒井さんは「タイトルの意味に気づいてもらえたのがうれしいですね。あと本当の組合関係の方から褒められていたのもうれしかったです」と、印象に残った反響について教えてくれた。作品のオチにつながるタイトルが、多くの読者の心をつかんだようだ。

「話が続く場合は完全に組合の漫画になってしまい、主人公がエルフである意味が希薄になるので、ほかのネタは何も考えませんでした」と酒井さんが説明するように、本作はエルフである主人公を軸に描かれており、SNSでも「続かない。あるわけない。」と投稿し、続編を描かない理由を明かしている。さらに今後については「自分の作品はギャグが多いので、シリアスな漫画も描いてみたいです」と新たなジャンルへの意欲ものぞかせた。

寿命数千年のエルフならではの展開と、絶妙なオチが光る本作。そのユニークな世界観を楽しんでみてはいかがだろうか。

取材協力:酒井大輔(@sakai0129)

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