第一子のミオちゃんを出産したばかりのミズキさんは、実家へ2カ月間里帰りすることに。初めての子育てに不安を感じていたミズキさんは、母親の存在が心強いと感じていました。
しかし突然、出産の立ち合いなどにかこつけてお金を何度も請求され、仕方なく支払います。
その後もことあるごとに母親はミズキさんを怒鳴って責め立て、ミズキさんは次第に追い詰められていきました。
ミズキさんが母親に「もう自宅に帰る」と伝えると、「これまでお世話をしてあげたお礼」と、再びお金を要求します。そのとき、数年前に母親と縁を切った妹・アンナさんが現れ、一緒に母親へ立ち向かいます。
ミズキさんは、就職後から母親に毎月10万円以上のお金を要求され続けていたことを告白。さらに、そのお金が母親のパチンコ代に使われていたことが明らかになるも、「私の勝手でしょ!」「今まで育てた恩返しとして、私にお金を払うべき」と開き直る母親……。
ミズキさんが絶望した瞬間、父親が一喝!「同じ親として心底軽蔑するよ」と告げると、母親は、「みーんな私が悪いのよね」と逆ギレ。呆れた父親は、「お前の嘘で振り回されるのはもう嫌なんだよ」と突き放しました。
追い詰められた母親は「子どもなんて産まなきゃよかった!!」と大声で叫びます。しかしふと我に返ると、ありえない提案をし始めました。
「私、離婚するわ! この家を出て行って、ミズキと一緒に住むわ!」
「私も介護が必要になるかもしれないし」
そんな身勝手な提案に、ミズキさんは……!?
母親の言動に我慢の限界を迎えた娘は…








「そうと決まればどこに引っ越すか、決めなきゃね~♪ 私の部屋も欲しいし~」
ミズキさん家族との同居に向け、ひとり意気込む母親。
そのとき、ミズキさんは重い口を開き「子どもなんて産まなきゃよかったって、お母さんの本心だよね」とポツリ。
母親は笑ってごまかそうとしますが、ミズキさんはもう揺らぎません。
「私だって、お母さんの子どもに生れたくなかったよ」
「お金を払わないと愛してくれない親なんて、これから先関わりたくない」
母親にきっぱりと決別を告げたのでした。
▼これまで理不尽な要求や心ない言葉に耐え続けてきたミズキさんですが、ついに我慢の限界を迎え、母親に本心を伝えました。親だからといって、どんな言動も許されるわけではありません。傷つく言葉や理不尽な要求を繰り返す相手と距離を置くことは、自分を守るための大切な選択です。我慢を続けることが優しさではなく、ときには「もう関わらない」と伝える勇気が、自分の人生を取り戻す第一歩になるのかもしれません。
著者:マンガ家・イラストレーター たに
