松島聡“永坂”「逃げたくない」、複雑な思いを抱えながら覚悟した表情が胸を打つ<ファーストクライ 母子救命救急班>

松島聡“永坂”「逃げたくない」、複雑な思いを抱えながら覚悟した表情が胸を打つ<ファーストクライ 母子救命救急班>

退職届を書くまでに苦悩する永坂(松島聡)
退職届を書くまでに苦悩する永坂(松島聡) / (C)日テレ

比嘉愛未が主演を務めるドラマ「ファーストクライ 母子救命救急班」(毎週水曜夜10:00-10:54、日本テレビ系/Huluにて配信)の第6話が、8月12日に放送された。巻き込まれ体質の永坂(松島聡)は、光井(比嘉)に強引に誘われて母子救命救急班のメンバーになりながらも成長してきた。そんな中、強く責任を感じる出来事があり、苦悩することになった。(以下、ネタバレを含みます)

■行き場を失ったワケあり妊婦たちを救う産婦人科医たちの奮闘を描く

本作は、日本屈指のセレブ病院で秘密裏に結成された、新たな命を守り抜く母子救命救急班の奮闘を描くメディカル・エンターテインメント。

主演の比嘉が演じるのは、チームの要となる卓越したスキルを持つ産婦人科医・光井明希。片耳に難聴を抱えながらも、誰よりも赤ちゃんの産声を聞くことに執着する、たたき上げのスペシャリストだ。院長の特命により、行き場を失ったワケあり妊婦たちを無償で救っていく。

ほか、光井に強引に誘われて母子救命救急班に参加する産婦人科専攻医の永坂海斗役を松島聡(timelesz)、特定妊婦を支援するNPO法人「HOME うぶごえ」の代表で、光井の親友・羽鳥美咲役を徳永えり、光井が勤める聖フィオナ病院のコンシェルジュ・成宮忍役を前田敦子、ベテラン助産師の倉田千広役を山村紅葉、フリーランスの麻酔科医・藤堂直樹役を岡部たかし、新生児科医・富永航役を濱正悟、聖フィオナ病院院長・神谷玲子役を真矢ミキが演じる。

■永坂が妊娠の相談を受けていた高校生が意識不明になる

永坂が相談に乗っていた高校生の妊婦・桐山翠(平澤宏々路)が脳梗塞で意識不明に。同じ塾に通う男子生徒との子を身ごもった翠は、男手一つで育ててくれている父親・尚人(和田聰宏)にも誰にも言えず悩んでいた。

永坂は翠が頭痛を訴えたときに受診を促したが、翠は病院にいくことをためらった。その結果、脳梗塞を発症し、心肺停止から蘇生したものの、このまま脳死状態になることが濃厚になってしまった。

尚人が訴えを起こし、「娘が命を落とすようなことがあれば全面的に争う」と病院に通達がくる。母子救命救急班の存在も明らかにするともあった。

責任を感じる永坂は、地方にある実家に戻り、考え込む。そのかたわらには退職願があった。

■永坂が翠の手術に臨むも「悔しくて苦しい」思いを抱える

母子救命救急班のメンバーが永坂のことを気に掛ける中、光井も永坂の実家を訪れた。光井は、翠の自発呼吸が止まって脳死状態に陥ったこと、そして以前母子救命救急班が出産を引き受けた恵(白鳥玉季)が偶然翠と出会い、翠が赤ちゃんへの思いをにじませていたエピソードを教えた。

永坂は、東京へと戻り、尚人に頭を下げた。そして恵が言っていたことと、自分が知っている翠のエピソードを伝え、「翠さんは今も赤ちゃんを守っています。産婦人科医として“お母さん”の希望を叶えたいです。赤ちゃんを助けたいです」と訴えた。

光井が子宮頸がんを再発しながらも子どもを産みたいと願ったセレブ妊婦・小山田瑞希(西原亜希)の難しいオペを始めようとしたとき、永坂がオペ室に飛び込んできた。翠の血圧と胎児の心拍が低下し、これ以上持ちこたえることができないところまできてしまったのだ。

視線を交わし、うなずきあった光井と永坂。光井は瑞希の、永坂は翠の手術を担当することにした。

瑞希の赤ちゃんが無事にファーストクライ(産声)を上げると、永坂も翠の赤ちゃんを取り上げた。しかし、ファーストクライが聞こえない。永坂、オペ室に入っていた尚人が切に願うなか、ようやく泣き始めた。ただ、その直後、翠の心電図モニターからアラームが鳴り響き、翠の命の幕が閉じた。

尚人に訴訟を取りやめなくてもいいと申し出た永坂は、光井に「自分が果たせなかった責任から逃げたくないんです」とその理由を明かした。光井は「成長したよね~。最初はオペの途中で逃げてたのに」と感慨深げに言った。

永坂は「悔しくて、苦しいんです。今もその気持ちが消えない。この仕事を続けていいのか、ずっと悩んでいます」と続けた。すると「だから続けられる」と光井。「悔しくて苦しい思いがあるからこそ、目の前の命を救いたいと誰よりも強く願う」のだと。

涙を浮かべながら聞いていた永坂。これまでも描かれてきたが、出産は時として悲しい結果にもなる。今回の、命の選択という究極の難しさ。光井も瑞希の対応について、悩みに悩んで一つの答えを導き出した。永坂も、悩み、苦しみながら続けていってほしい。ラストのまた一つ成長したことを感じた後ろ姿に、そう願わずはいられなかった。

SNSには「たくさん葛藤したうえでお母さんの想いに真っすぐに向き合った永坂先生すごかったな」「今日の永坂先生、見違えるようだった」「オペの時の迷いのない目に成長を感じた」「見ていて涙が止まらなかった」「松島聡くんってこんな素敵な演技するのか」などの反響があった。

◆文=ザテレビジョンドラマ部





提供元

プロフィール画像

WEBザテレビジョン

WEBザテレビジョンは芸能ニュース、テレビ番組情報、タレントインタビューほか、最新のエンターテイメント情報をお届けするWEBメディアです。エンタメ取材歴40年以上、ドラマ、バラエティー、映画、音楽、アニメ、アイドルなどジャンルも幅広く深堀していきます。