仕事・家事・育児をこなす兼業主婦・キョウコさんは、夫・トモヤさん、保育園に通う息子・ヒロトくんとの3人暮らしです。
トモヤさんは、飲み会や町内会の仕事などを勝手に引き受けてはキョウコさんに丸投げする、いわゆる【断れない男】。人から頼まれると断れない一方で、そのしわ寄せをキョウコさんや後輩・小寺さんに押し付ける無責任な性格です。
ダメ男が好きな町会長の娘・アミさんに持ち上げられたことをきっかけに不倫へ発展し、職場でも「指導」と称して小寺さんに休日出勤や残業を強要するなど、身勝手な行動を繰り返していました。
やがてキョウコさんは離婚を決意しますが、トモヤさんは家事手伝いとして義母との同居を勝手に進めるなど、その場しのぎの対応ばかり。また、不倫相手と会う時間を確保するために義母へ同居代を要求し、断られると職場で小寺さんに八つ当たり。その結果、パワハラを問題視され、上司から「パワハラ再教育研修」を命じられます。
キョウコさんが出張の日も、ヒロトくんの送迎を義母に丸投げしようとするトモヤさん。しかし、義母に“特別な波動を浴びる日だから”と断られてしまいました。
ヒロトくんは登園後に発熱し、トモヤさんが仕事を早退してお迎えに行くことに。
トモヤさんはキョウコさんに自分の“イクメン力”を見せつけ、優位に立つチャンスだと思い、アミさんとの約束をキャンセル。ヒロトくんを連れて帰り、家で薬を飲ませて寝かせます。そんな自分を「俺って完璧なパパ!」「看病なんて簡単じゃん!」と自画自賛していました。
自宅で看病する夫の前に現れたのは…









「トモヤ、来ちゃった♡」
いきなり現れたアミさんに、トモヤさんは驚きます。
アミさんは合鍵をもらったと言いますが、トモヤさんには記憶がありません。
アミさんが夫婦の寝室の場所を尋ねると、今は夫婦別で寝ていることを伝え「アミ以外とはしてないよ」と得意げに言います。
そのとき、部屋の中からヒロトくんが苦しそうにトモヤさんを呼びました。
トモヤさんはため息をつくと、アミさんに小声で「ちょっと待ってて」と伝えるのでした。
▼子どもの体調不良よりも、自分の承認欲求や不倫相手を優先するトモヤさんの無責任な行動には、父親としての自覚が感じられません。さらに、勝手に自宅へ入り込むアミさんの行動も非常識なものです。
家族が安心して過ごすはずの自宅が、不信感や不安を生む場所になってしまえば、その影響は子どもにも及びます。だからこそ、自分本位な行動ではなく、家族の安心を最優先に考える姿勢を忘れないようにしたいですね。
著者:マンガ家・イラストレーター ネギマヨ
