
堺雅人主演の日曜劇場「VIVANT」(TBS系)が、3年ぶりの続編でも大きな注目を集めている。
第2シーズンは7月26日にスタート。日曜劇場としては異例の2クール連続放送となり、阿部寛、二階堂ふみ、二宮和也、松坂桃李ら前作の主要キャストも続投。放送前から今期最大の話題作と目されていた。
ところが視聴率は、初回の世帯18.8%(ビデオリサーチ調べ・関東地区、以下同)から、第2話16.4%、第3話15.1%と回を追うごとに低下。
前作は初回11.5%、第2話11.9%、第3話13.8%と数字を伸ばし、最終回には19.6%を記録。今回とは正反対の推移だったことから、ネット上では「話が複雑すぎる」「離脱するのも当然」との指摘が相次いでいるのだ。
増えた「新たなタイプの視聴者」
もっとも、テレビ関係者は「内容だけが原因ではなく、やむを得ない理由がある」と語る。続けてもらおう。
「今回は前作の最終回直後から始まる完全な続編で、乃木や別班、『テント』を巡る人間関係を知っていることが前提。鳴り物入りの復活だったため、前作を見ていない人も初回だけは試しに見たはずですが、そこで内容についていけず離脱するのは仕方がありません。前作の視聴者でも、3年前の細かな伏線まで覚えている人は少ないでしょう」
さらに、地上波視聴率だけでは人気を測れなくなっているという。
「初回はTVerで8日間887万再生を突破し、単一エピソードの歴代最高記録を更新しています。U-NEXTでは前作からまとめて見られるため、リアルタイム放送にこだわらない視聴者も増えた。しかも今回は2クールですから、何話かためて一気に見る人も多いはず。2ケタ台に達しているだけでも現在のドラマとしては十分すぎる高水準です」(前出・テレビ関係者)
数字の下降は、失速よりも「続編ならではの宿命」と言えそうだ。
(塚原真弓)
