子供たちがずっと家にいる夏休み。
「片づけても片づけても、いつの間にか散らかっている…」と、毎日の片づけに追われてイライラしてしまうことはありませんか。
つい『散らからない家』を目指して頑張ってしまいがちですが、整理収納のプロによると、大切なのは部屋を完璧にきれいに保つことではないのだそうです。
夏休みの片づけは『仕組み作り』がカギ
本記事では、整理収納アドバイザーの熊田朱実さんに、家の中をラクにスッキリ保つためのアイディアをうかがいました。
夏のお出かけ用品は『1か所』にまとめる
――夏休みは子供のお出かけも増えますが、玄関周りなどが散らかりがちです。どのような対策がありますか。
おすすめなのは、日傘や帽子、ハンディファン、日焼け止め、虫よけスプレーなど、夏のお出かけ用品をカゴやボックスを使って1か所にまとめておくことです。
――1か所にまとめるだけで変わるのでしょうか。
はい。使うものをまとめておけば、出かけるたびに「あれはどこ?」「帽子がない!」などと探す手間がなくなり、忘れ物防止にもつながります。
さらに、夏シーズンが終わればそのボックスごとそのまま収納するだけで片づけが終わるうえ、来シーズン使う時もスムーズに取り出せますよ。
画像提供:熊田朱実
冷蔵庫は『7割収納』で余裕を残す
――夏休みは、家の中だけでなく冷蔵庫の中もパンパンになりがちですよね。
夏休みは冷たい飲み物や作り置きの出番が増えがちです。
また、帰省などで来客も多くなる時期なので、急に食材を入れる場所がなくなって困ることも多いのではないでしょうか。
そのため、前もって『3割は空きスペースを作っておく』という、7割収納を意識してみてください。
※写真はイメージ
――あらかじめスペースを空けておくのですね。
スペースに余裕があれば、急な『いただきもの』があったり、多めに買い出しをしたりした時でも慌てずにすみます。
冷蔵庫のゆとりは、そのまま心の余裕にもつながりますよ。
家族みんなで『5分だけ』片づける
――散らかったリビングを見るとため息が出ますが、ラクに片づけるコツはありますか。
夏休みだからこそ、夕食前やお風呂前など、毎日同じ時間に家族みんなで『5分だけ』片づけをする時間をスケジュールに組み込んでみてください。
※写真はイメージ
――5分だけでよいのでしょうか。
短時間だからこそ、子供たちも集中して参加しやすくなります。
「この5分だけ頑張ろう」とゲーム感覚で取り組むことで、その日の散らかりが翌日に持ち越されるのを防ぐことができますよ。
夏休みは『散らかっても戻しやすい家』に
※写真はイメージ
夏休みは『散らからない家』を目指すよりも、『すぐ元に戻せる仕組み』を作ることが大切です。
大がかりな収納を新たに増やす必要はありません。
よく使うものを1か所にまとめたり、使い終わったものを戻しやすい場所を決めたりするだけでも、毎日の片づけはラクになります。
家族が家で過ごす時間が増える夏休みだからこそ、完璧に片づけるのではなく、無理なく元に戻せる仕組みを取り入れてみてはいかがでしょうか。
ちょっとした工夫で片づけの負担を減らし、長期休みを少しラクに過ごすヒントにしてみてくださいね。
[文・取材/LUIS FIELD 構成/grapeライフハック編集部]

