わたしも彼にお礼を言いたかったのに、別れた不倫相手が部屋を訪ねてきた|カレは最後までイカナイ

わたしも彼にお礼を言いたかったのに、別れた不倫相手が部屋を訪ねてきた|カレは最後までイカナイ

E原さんは、あの日のお礼を言うためにS葉さんに会いに来ました。彼が持ってきたお土産を見てうれしくなったS葉さんは、E原さんも一緒に食べようと部屋に誘いました。

©kamiya.tsukami

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出張先から帰ってきたE原さんは、S葉さんへ「名古屋名物きしりん」を買ってきてくれました。

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「きしりんチャレンジ」とは、形の崩れやすいお土産「きしりん」を、崩さないように持って帰るチャレンジのこと。S葉さんもやってみたかったと言い、チャレンジが成功したのか気になっています。

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E原さんはS葉さんに会ってお土産を渡すだけのつもりだったようです。しかし、S葉さんは「きしりんチャレンジ」が成功しているかどうかを一緒に確認をしようとE原さんを部屋に誘いました。

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S葉さんは淡々と「彼とは別れた」とE原さんに言いました。3日前に会ったときと状況が変わっていて、E原さんは驚いて言葉に詰まってしまいます。

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E原さんは、S葉さんへ持ってきたお土産がきっかけで、再び彼女の部屋に上がることに。S葉さんは3日前までは不倫をしていたはずで、急な彼女の変化に驚くE原さん。S葉さんも彼にお礼が言いたいと思っていたところだったのに、別れた不倫相手・M生が部屋を訪ねてきました。

男性にも性の悩みはあるもの、一人で抱え込まずパートナーと一緒に解決を

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この作品は、主人公・S葉さんの恋人であるE原さんが抱える、男性側の性に関する悩みにどう向き合っていくかが描かれたお話です。恋人として戸惑いながらも、S葉さんが少しずつ相手の気持ちに寄り添い、一緒に向き合っていく姿が丁寧に描かれています。

ひとり暮らしを始めたS葉さんは、ひょんなことから隣の部屋のE原さんと知り合い、やがて恋人関係に発展。性行為では男性側はいわゆる「イク」という射精があるもの。しかし、S葉さんはE原さんと何度体を重ねてもカレが射精をせずに行為を終わらせてしまうことに混乱します。

S葉さんが自分が原因なのかと悩む中、やがてE原さんが「膣内射精障害」だということがわかりました。E原さんは病気というわけではないと病院に行くことをためらいますが、S葉さんは彼を責めることなく、気持ちに寄り添いながら少しずつサポートしていきます。その姿勢がきっかけとなり、E原さんも自らの状況を受け入れ、専門の病院へ足を運ぶようになります。そこで、同じ悩みを持つ男性たちが少なくないことや、パートナーと一緒に治療に取り組むカップルもいることを知るのです。

性に関する悩みは、なかなか人に言いづらく、一人で抱え込みがちです。でも、どちらか一方が抱える問題であっても、ふたりで共有し、協力し合うことで乗り越えていけることもあるはずです。また、このような性にまつわる課題は、若いうちから正しい知識を持つことも重要です。家庭の中で安心して話せる雰囲気があると、将来大きな悩みを抱えずに済むかもしれません。この作品は、パートナーとの関係や性との向き合い方について、あらためて考えるきっかけを与えてくれる内容となっています。

記事作成: akino

(配信元: ママリ

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