犬がお尻を飼い主にくっつけるのは信頼のサイン? 背中を向けて密着する理由とは

くつろいでいると、愛犬がそっと背中を向けてお尻を寄せてくることはありませんか?
顔をこちらに向けない姿を見ると、そっけないのかなと思う一方で、信頼してくれているのかなと感じる飼い主さんもいるでしょう。

今回は、犬がお尻をくっつける理由や対応の仕方などについて、いぬのきもち獣医師相談室の山口みき先生に伺いました。

お尻をくっつけるのは親しみや信頼のサイン
Mix(雑種)小型犬 お尻
引用元:いぬのきもち投稿写真ギャラリー

犬が飼い主さんにお尻をくっつけるのは、安心していたり、信頼していたりするサインのようです。犬にとって背中やお尻は、自分では見えにくく、警戒が届きにくい部分です。その部分を飼い主さんに向けて密着しているのは、信頼できる相手だと思っている可能性があるでしょう。

顔を向けていないため、そっけない、避けられていると受け止めてしまう飼い主さんもいるかもしれませんが、実際には安心して身をゆだねている場合があります。

ぬくもりを感じて落ち着きたい気持ちも
ダックスフンド くっつく
引用元:いぬのきもち投稿写真ギャラリー

お尻や背中をぴったりつける行動は、飼い主のぬくもりや気配に安心感を得ていると考えられます。テレビを見ているとき、寝る前、休日にソファで過ごしているときなど、穏やかな時間にこのしぐさが見られやすいこともあるでしょう。

犬は信頼できる相手に体を寄せることで、安心する傾向があるといわれてます。そのため、背中を向けて密着している姿は、「甘えたい、そばにいたい、落ち着きたい」といった気持ちが重なった、飼い主さんとの距離を自分から縮めているサインと考えられます。

落ち着かず何度も向きを変える、震える様子がみれる場合
お尻を向ける小型犬
引用元:いぬのきもち投稿写真ギャラリー

愛犬が穏やかな表情で体を預けてきたり、そのまま眠ったりする場合は、様子をみていいでしょう。ただし、いつもと違って急に体を押しつける、落ち着かず何度も向きを変える、しっぽを下げる、震えるなどの様子がある場合は、不安や体調不良が関係している可能性もあります。

表情や動き、食欲、排泄の様子もあわせて確認してあげましょう。気になる変化が続く場合は早めに動物病院へ相談してください。

飼い主さんができる受け止め方と接し方
トイ・プードル そばにいたい
引用元:いぬのきもち投稿写真ギャラリー

愛犬がお尻や背中をくっつけてきたら、無理に向きを変えさせたり、しつこく抱きしめたりせず、まずはそのまま受け止めてあげるとよいでしょう。スキンシップが好きな犬であれば、背中をそっとなでたり、落ち着いた声をかけたりすると、より安心しやすい場合があります。

一方で、眠っているときやリラックスしているときに急に触ると驚く犬もいるため、愛犬の反応を見ながら接することが大切です。飼い主さんがその場を離れたいときは、急に動かず、ゆっくり移動するとよいでしょう。

お尻をくっつけて寄り添うしぐさは、そばにいる飼い主に安心感を抱いていることを示している場合があります。いつもの様子を見守りながら、より穏やかな関係づくりにつなげていきましょう。

監修/いぬ・ねこのきもち獣医師相談室
文/いぬのきもちWeb編集室 
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性がない場合もあります。

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