そんなモラ夫を「モラ夫解体屋」の力を借りて成敗し、人生をリスタートさせていく妻たちの姿を、オムニバス形式で描いた漫画『モラ夫解体屋 その夫、本当に必要ですか?』について、同作のシナリオを担当するかうちさんに話を聞いた。




――本作にはいろいろなお話が収録されていますが、なかでもCase1「さよなら、永遠の独身気取り夫」の身勝手さは印象的でした。ストーリー制作のうえで、こだわった点などを教えてください。
このストーリーは、本作の第1話なので、よりわかりやすく読者が共感できるように描きました。育児をしないだけでなく、妻や子どもを“自分の人生の付属品”のように見ているところが一番イヤなポイントですね。特に夫にとっての晴れの舞台で、断罪される爽快感を楽しんでください。
――続くCase2「ハイスぺ夫の不倫修羅場パーティー」も、身近にこういう人がいそうだなと感じるストーリーでした。こちらについても、こだわったことはありますか?
外では愛妻家、裏では浮気三昧という、SNS時代らしい“見せかけの夫婦像”を描きました。婚前契約書を盾に妻を縛っていた夫が、自分の一番大事な仕事のパーティーで悪事を全部バラされるところが見どころです。
――最後に、読者にメッセージをお願いします。
この作品には、いろいろなタイプの“モラ夫”が出てきます。極端に見える部分もあるかもしれませんが、実は日常の中にある小さな違和感を膨らませて作っている話でもあります。イライラしながら、でも最後には少しスカッとしてもらえる作品になっていると思います。ぜひ、モラ夫たちがどう解体されていくのか楽しんで読んでいただけたらうれしいです。
どれも「モラ夫」を描いたストーリーだが、決して夫だけでなく、さまざまな「モラハラ」への対応の仕方として参考になる部分も。近くに「モラハラ」な人がいなくても、「こういう人いる!」と共感できたりスカッとするエピソードが多いので、ぜひ読んでみて。
取材協力:かうち(@kauchi_writer)
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