■第5回「イライラ」「怒り」を静めるツボ押しを徹底解説
筆者の崎田さんが実際に鍼灸院で施術を受け、東洋医学のツボ療法の効果を実感したといいます。そこから、自分でできるツボ押しについて取材を行い、セルフケアをまとめたのが「ツボ編」です。
今回は『ピンポイントで整う!押し活』第2章「おつかれ体の不調 ツボ編」より、【イライラ】【怒り】に関する効果的な押し活をご紹介します。

本書では、イラストと共に、経絡やツボについて分かりやすく解説しています。なんとなく見聞きしていた知識がより確かなものになるはず。こうした基本を押さえておくのも“押し活”の第一歩!(うまいこと言った!)
いま、SNSには様々なツボ押しやマッサージ動画が流れてきますが、基本を理解せずに見よう見まねでやってみても得られる効果はいまいち…。わかりやすいイラスト解説がうれしい!
■イライラを感じたら【労宮】…心を落ち着かせたい時に効果的なツボ
さて、ここからは具体的にイライラや怒りを感じたときに効果的なツボ押しについてご紹介します。
原因があってイライラすることはもちろん、なんとなく心が落ち着かず「ガルルルル…」と戦闘モードになったり、「許せない!!」と頭に血がのぼって怒りがMAXになったり。男女ともに疲れや自律神経の乱れによって、自分ではコントロールしにくいイライラに悩まされることも……。
そんなときは、少しでも気持ちを落ち着けるために【労宮】(ろうきゅう)というツボを押してみましょう。


編集Tが実際にやってみました!手のひらに触れてツボを探ってみると、ありました!ツーンとするポイントが!
「あったぞ!ここか!」と見つけたときにささやかな感動が押し寄せます(笑)。
こうしてじっくりと手のひらの骨に触れたのは、初めてに近いかも!?自分の手でありながら、ちょっと不思議な感覚になりました。
解説にもあるように、呼吸と連動させて動かしてみると……あら不思議。手のひらにじんわりと押した感覚が残り、なんだかすっきりしたような。ついでに、鼻がすーっと通るような感覚も。(これは呼吸のおかげ!?)
“痛気持ちいい”という感覚が病みつきになり、ついでに周辺もマッサージしてみました。イライラ時だけでなく作業の合間に、例えばメールを見ながら押してみるといい気分転換になっておススメです。

